呼吸から整える
梅雨明け10日の激しい暑さのためか、ここのところ、浅くて速い呼吸の人が多い。
ヨーガを始めるまえに、ゆっくり仰向けになって心身を整えてゆくのだが、みんなのお腹や胸の動きにざわつきがある。
屋外と屋内の気温差に皮膚が対応しづらく、身体も疲れやすいのだろう。
こういうときこそ、深くて長い呼吸を。
浅くて速い呼吸は、交感神経を、深くて長い呼吸は、副交感神経を優位にさせる。
副交感神経が優位の状態の身体は、自らのもつ自然治癒力がとても働きやすい状態を保つのだ。
調身・調息・調心。
ゆっくり体の状態を整え、呼吸を整え、そのあとに静かに心が整う状態がやってくる。
心身をリフレッシュさせるなら、吸う・とめる・吐くを、1:2:2の比率に。
4で吸うなら、8とめて、8で吐く。
この呼吸を数分静かにくりかえすだけで、身体も心も驚くほどさわやかになる。
暑くて身体が疲れやすいときこそ、呼吸から整えよう。
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