アイヌねぎ
神居古潭(カムイコタン)という
不思議な場所に
北海道の友人が
岩登りに
連れていってくれたことが
ありました。
川のほとりに
樹々に 囲まれた
岩場があり
静かで
気持ちいいところですが
なんだか ひそひそ した
生き物の気配が ある場所で
熊 とか ではなく
目に見えない なにか
カムイコタン とは
アイヌ語で
神さまのいる 場所 なのよ と
友人が 教えてくれました。
そこに いたのは
畏怖するような
強い 山の神さまというよりは
小さな
コロポックルくんたちだったように
いまは 思います。
なにか気配があり
見ようとすると 見えないんだけど
視界のすみで
ひそっ と動く こびとたち。
『誰も知らない 小さな国』は
佐藤さとるさんの 名作ですが
ああ 彼には
コロポックルが 見えていたんだな と
わかりました。
神居古潭には
アイヌネギが たくさん
生えていて
餃子にしたら すごく
美味しかったことを
思い出します。
雪が とけたら
また
アイヌネギを
もらいに いこうと
思います。
春は すぐそこ。
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