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2014年1月 6日 (月)

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花鳥風月という言葉がある。
この国の美しい自然のおもむきのことだが、そのなかでも、なかなか形としてはとらえにくい「風」がわたしは好きである。

フィットネスクラブのあの締め切った室内で、いつも私は息がつまりそうになるのだが、窓を開けさせてもらえない。(ビルの7階にスタジオがあるので、お客様が転落しては危険だから)

それで、ビル全体にガンガン暖房をきかせ、スタジオには真冬でも冷房をいれるという、無駄の極致である。
風が通らず、息苦しくてくらくらする。
こんな空気のなかで、ヨーガやトレーニングや、とことことマシンの上を走ったり、みんな苦しくないのだろうか。

マハトマ・ガンディー記した本のなかで、わたしがいつも思い出す文章がある。

「世界は、地、水、火、風、霊気の五大要素から成り、
われわれのからだも同じで、それは一種の小宇宙です。

だから、人間のからだも、そのすべての要素をバランスよくもっていなくてはなりません。

きれいな土、
きれいな水、
きれいな火、あるいは陽光、
きれいな空気、
それから大空。

これらのうちのどれか一つで不足していれば、病気が起こるのです。」

窓をあけて、風を感じよう、と、いつも思うのである。

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