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2013年8月 6日 (火)

久高オデッセィ ③神々の土地

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さて、久高島のおはなしの続き。

久高島では「大地は天からの授かりものである」と認識されている。


「島の土地は総有制、個人では売り買いできない。

石で区切っただけの細切れの畑は、一定の期限だけ耕作権が与えられる。

ぎりぎりの生産手段として、神々の土地を分けあってきたのであった。

太古から、狭い土地の限界を知り、皆で分け合って生きてきた。

この独特のしきたりは、「地割制度」と呼ばれ、大地を人間の欲望から守っている。」

出典 「久高オデッセィ」 須藤義人氏著


島をガイドしてくださった、ゆたかさんがお話しされていた。

「大地からとれるものも、海からとれるものも、全部神さまからのいただきもの。

だから必要なぶんだけ、感謝していただく。

欲にまかせて、たくさんとると土地は荒れ、海から魚がいなくなる。

イラブー(ウミヘビ)も網でとってはいけない。(必要以上にとってしまうから)

手づかみで必要な分だけとる。

神さまにお願いして感謝していただくとき、イラブー(ハブの数十倍の猛毒なのだが)は噛まないよ。」


必要なものを、必要なぶんだけ感謝していただく。

これは現代のこの消費社会で忘れがちな、人間がたちかえる原点ともいうべきところではないか。

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