久高オデッセィ ②土地のもつ力
「<磁場>という土地のもつ力。
その土地はそれなりの磁場を持っており、<地霊>(ゲニウス・ロキ)ともいうべき自然の力でもあった。
それを感知する「身体性」や「五感」を働かせながら、土地に引き寄せられるように遭遇することが、ドキュメンタリー映画には不可欠である。」
出典・・・久高オデッセィ 須藤義人(晃洋書房)
そして、大重監督や須藤氏をふくむスタッフの方々がこの久高島と遭遇したわけだ。
実際に今年、久高島を訪れて、その土地のもつ磁場・霊性とでもいうのだろうか、清らかで力強い大きな力の残る場所だと五感で感じた。
いろいろな土地を歩いていると、やはりそのような<磁場>を感じる場所に出会うことがある。
山であったり、海であったり、渓谷であったり、国内、海外さまざまな場所で。
わたしの血のなかの記憶というのか、魂の記憶というのか、なにかそのようなものが懐かしく反応するのである。
久高島はうれしいくらいにその気配に満ちた素敵な土地だった。
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