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2012年11月 6日 (火)

いかに緊張をコントロールするか ①

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さて、私がヨーガクラスで必ず最初に行うことにしているリラックスの方法(ジェイコブソン・メソッド)。

これは本当によくできていて、予防の医学としては最高ではないかと私は考えているので、ジェイコブソン博士のメソッドが書かれた「リラックスの科学」 から、しばらく要所抜粋をしていこうと思う。

緊張コントロールの生理学に基づいて、非常によく組み立てられ、その結果統計なども示されている。

リラクセーション法を取り入れて成功したひとつの例がこれである。

第二次世界大戦中、海軍士官候補生の多くが過度の緊張から、海軍の規律や生活には従来どおり適応するものの、リラックスができなくなってきていた。

戦闘地域からもどると、飛行機乗りはしばしば、体重の減少・消化器系の不調・身体のふるえ・持続して消えないイライラを示していた。

海軍はジェイコブソン博士に相談し、大規模な計画がすすめられ、およそ1万5800人の士官候補生がリラクセーションのトレーニングを受けたのである。(省略型ではあるが、30分のトレーニングを毎週三回、10週間行った)

その結果、トレーニングを受けなかった士官候補生と比較して、過労・捻挫・骨折・そのほかの小さな負傷は19パーセント減少し、睡眠も大きく改善された。

「多くの人々は、単純な休息で緊張を和らげようと試みる。

しかし、いくら横になって休息してもそれだけでは緊張はとれないのである。」

二人の不眠症や疲れやすさを訴えていた過緊張の患者についての考察をジェイコブソン博士が、上記の重要なポイントを述べているのである。

彼らは、毎日の午後、リラクセーション法のトレーニングは全くせずに、ただ横になって休息することを半年から数年続けたが、これだけの期間をかけても、筋電図などから全く緊張状態が改善されなかったことが確認された。

「日常的に過緊張になっている人には、リラクセーション法のトレーニングが必要なのである。」

ぜひみなさんも、ヨーガクラスの時間だけではなく、ご自分の日常にリラクセーションメソッドを取り入れていただけたらと思う。

この項目つづく。

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コメント

連日帰宅するなりパソコンを立ち上げブログを読んでいます。ジェイコブソンメソッドはすばらしい!自宅でも実践するように心がけています。今更ながらお恥ずかしい質問ですが、このメソッドと古典ヨガはつながっているのでしょうか?真理先生がつなげているものなのか?相方先生がつなげているものなのか?だれかがつなげたものなのでしょうか?因果関係を教えてください。今夜もメソッドに取り組んで休みます。おやすみなさい!

投稿: ぐぅの友達 | 2012年11月 8日 (木) 21時22分

いつもグウと仲良くしていただいてありがとうございます。

そうですね、このリラクセーションメソッドはアスリートには非常に理解しやすく、また効果も絶大なのが体感できますね。

古典ヨーガのアーサナこそが、まさにこのマッスルトーンのコントロールを身体にしみこませていくための型であるといえます。

身体の各部の緊張と弛緩のくりかえし。

このあたりの面白いところは、週末の田中先生の勉強会でつまびらかになりますよ。

お楽しみに。

投稿: MARI | 2012年11月 8日 (木) 21時32分

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