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2012年11月18日 (日)

いかに緊張をコントロールするか ⑤

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さて、内容が難しいとのお声もきく「いかに緊張をコントロールするか」シリーズではありますが、これはもう私の趣味ということであと少し続きます。

本日は「走る」ことと、リラクゼーションについて。

(リラックスの科学からエッセンスをまとめています)

長距離ランナーにとって、各自のエネルギーをいかに保存していくかがキイになる。

うまくリラックスする能力がないと、後で消費すべきカロリーを先に使いすぎてしまうのである。

リラックスがうまくできていない人は、顔面と両手を含めて、上半身に不必要な緊張がある。そのために額と顎が明らかに固くなっているのだ。

肩と腕の筋肉が過緊張しているということは、心臓と循環器系への負担を増大させるのである。

きちんとリラクゼーションの原理を理解し、応用すると過緊張はなくなる。

ではどのように応用していったらいいのか?

まず、両腕をだらりと下げたまましばらくの間走り、次に両腕を緊張させてみる。

こうして、緊張による筋肉のコントロール信号があるかどうか調べるのだ。

コントロール信号が感じられたら、全身をだらりとすることによって、意識的になくしていくように努めるのである。

練習や走り込みも大切だが、いかに過緊張からのエネルギー消費をふせぎ、スティラスッカを維持するかもキイポイントとなるのではないかと思うこの頃である。

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