« 2012 8月の満月ヨーガについて | トップページ | 満月ヨーガ 2012 8月について »

2012年7月12日 (木)

ほどく ということ

Photo_2














ヨーガのクラスで、わたしがとにかく時間をかけているのが「ほどく」という作業。

自分で行じるときもそうだし、みなさんにお伝えする場でも、この時間を大事にしている。

いきなりアーサナやプラーナーヤーマを行うのではなくて、ゆっくり仰向けになり、筋肉を少しずつほどいていくのである。 しばらくすると、浅い早い呼吸もいつの間にか、深くて落ち着いた呼吸になっていく。

地味な作業なのだが、これがどんなに大切か。

これだけ忙しい社会において、ほとんどの人々が過緊張しているのである。

過緊張は人それぞれ癖もあって、知らず知らずに歯をくいしばっている場合もあれば、肩に力が入っていたり、眉に必要以上に力が入っていたりとさまざまである。

必要以上に筋緊張が入り、交感神経型のチャンネルに入っていると、心臓の冠状動脈も神経からの大きな圧迫を受け続けるのである。

これはもう明らかに身体エネルギーの浪費である。

小さな不必要な筋緊張を続けることも、大きく過剰反応することも、積み重ねられていくと、身体の痛みなどの身体疾患を生んだり、うつ病やイライラなどの心疾患を生むのである。

それではこの過緊張の癖をどうやって治し、自分の限られたエネルギーを上手に使えるようにしていくのか。

「ほどく」 つまり、リラクセーションの方法を学び毎日続けていくことである。

ガシガシと筋緊張が入ったときのクライミングと、よくリラックスして深い呼吸のときのクライミングのパフォーマンスがまったく違くことをわたしは体感し、それからは岩との向き合い方も変わってきた。

まず自分と向き合ってから、深い呼吸をし、それから岩に向かうことにしたのだ。

その頃から、心身のコーディネーションが整ってきたような気がする。

どうかみなさんもよぶんな力をぬいて、ご自分をほどき、最大限に身体や心が動き回れる状態ですごされますように。

|

« 2012 8月の満月ヨーガについて | トップページ | 満月ヨーガ 2012 8月について »

ヨーガ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 2012 8月の満月ヨーガについて | トップページ | 満月ヨーガ 2012 8月について »