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2012年7月

2012年7月31日 (火)

空の表情

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前回の梅雨の真っ最中の満月ヨーガのときに、参加者のUちゃんが撮影してくれた空。

遠く浮かび上がる六甲山系が美しく、神々しいおひさま。(この日は小雨が降っていて、中止しようかどうか迷っていたのだが、こんな美しい瞬間の美をみせていただいた)

すっきりクリアな空も大好きだけど、雲のある空はなんとも表情があり、刻々とかわる色に胸をうばわれる。

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2012年7月30日 (月)

トーテムポールの話

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その昔、カナダを旅したときに聞いた。

部族によってトーテムポールもいろいろあるのだが、ハイダ族は先祖代々遺骨をトーテムポールに納めたと言われている。

そして、そのトーテムポールが朽ちて森にかえった時、その人の魂も大地にかえるのだと。

人がこの世から去り、姿かたちがなくなっているのに、それでもピッカピカの墓石や、墓標なんているのかな?

それは残っているものの満足感であって、大地に返ったものたちはもう実は新たに生まれかわって歩き始めているのかもしれないな、と、お盆の前にふとトーテムポールを思い出す。

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2012年7月29日 (日)

2012 8月 満月ヨーガ@大阪港

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日程が近づいてきましたので、再度おしらせです。

満月ヨーガ 2012 8月の詳細です。

日時 2012年 8月2日 木曜日 18時半頃から19時半ころまで

場所 大阪港中央突堤 (地下鉄大阪港駅下車 地下鉄沿いに海にむかって歩いたつきあたり)広いボードウォークで行います

持ってくるもの 下に敷くヨガマットやレジャーシート、必要な方は上着や虫除け

参加費 ドネーション (つぼにいれてください)

予約は不要。

夕陽をながめながらゆったりと動き、満月があがってくるのを待ちましょう。

降水確率が50パーセントを超えれば中止します。

当日のブログをご確認ください。

今回は終了後ハaハaハaさんで屋上での炭火焼BBQビヤガーデンをご用意いただけます。

飲み物は別で、1800円です。

ヨーガは予約不要ですが、BBQビヤガーデンは予約が必要です。

ご予約とお問い合わせはこちらか、ハaハaハaさんに直接お電話(06-6576-0880)を。

それでは晴れますように。

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2012年7月28日 (土)

座ることができる ということ

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先日ピノキオで中学生たちと夕食をとっていて思ったこと。

全員、まともに座れないのである。

正座も胡坐も。

ピノキオではみんなで座卓を囲んで座ってお食事をとるのだが、立膝やななめ座りをしている中学生を園長さんが厳しく叱る。

まともに座れない(きっと家ではテーブルと椅子だから正座なんてしないんだろう)うえに、お箸の持ち方もおかしい、お茶碗もつまむように持っており、肘をついて食べているのである。

「お父さんやお母さんにしつけてもらっていないのかもしれないけれど、肘をついてご飯をいただくなんてとても下品なことなのです」と言うと、驚いたように姿勢を正すが、しばらくするとまた戻ってしまう。

身についていないのである。

かわいそうなことだ。

教えてもらっていないか、親もそうなのだ。

全員背中が丸く、猫背で立膝。 これでは鼻づまりやアレルギーなどもおこりやすいわけだ。 

背骨まわりがしっかりと通っていない。 こんな若いときから、姿勢が悪くゆがんでいると身体のなかのエネルギーがきちんと流れない。

どんな高級な服を着るよりも、姿勢がすっきりとしていることが美しい。

正しい姿勢で立つ、座るなどができる立ち居振る舞いの所作は時間をかけなければ身につかないのである。

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2012年7月27日 (金)

戸隠 沢歩き 成長

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五地蔵山方面からの流れだしの浅い沢。

黒姫登山口の大橋から遡行開始。

等高線が穏やかなので、浅い平沢だが、山から流れる氷清水は冷たい。

倒木なども越えつつ歩いて沢をわたる。

昨年までは、私たちのあとをついて歩いていた犬が、自分の歩きやすい場所や浅瀬をきちんとルートファインディングするようになっている。

まだ1歳と数か月だが、ハードな冬山シーズン(氷水に飛び込んだり、ラッセルしたり)を超えて成長したようである。

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2012年7月26日 (木)

戸隠 沢歩き 上楠川

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ピノキオに東京の江戸川区から中学生が宿泊訓練(民泊というらしい)に来ていたので、沢歩きに一緒にいこうと誘う。

戸隠の西岳登山口から上楠川に入る。

園長さんもともに、最初は川におりることも怖がっていた子供たちと遡行開始。

でも、さすが、子供の好奇心と可能性は素晴らしくて、ほどなく沢歩きに慣れてみんな叫び声をあげながら大はしゃぎで水に突っ込んでいく。

「もう着替えがなくて、これでバスで帰らなきゃいけないんだけど」というので、「あとでおひさまで乾かせばいいし、今しか泳げないよ」と私が言った途端、みんなざぶんと飛び込んだ。

前日に風邪気味だとか薬を飲まなくちゃとか言っていた子供たちが、冷たい沢で大笑いしている。

おひさまのしたで遊ぶことこそが、あなたたちの滋養。

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2012年7月25日 (水)

戸隠 沢歩き 大沢

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犬ともども、関西の酷暑に耐えられなくなったので、長野の山に向かう。

これだけ暑いと山登りだって暑い。

今回は戸隠、飯綱界隈のいくつかの沢をめぐり、遡行してみた。

戸隠の富士里牧場横の林道から、3~40分林道を歩いて登ると、霊仙寺山を越えて瑪瑙にぬける大沢に着く。

ここで入渓して、沢シューズに履き替え、ゆっくり遡行する。

暑くてばてていた犬はおおはしゃぎで、岩魚がいそうな美しい淵でもざぶんと飛び込んで泳ぐ。

明るい平らな沢で水量もほどよく、涼をとるには良い。

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2012年7月22日 (日)

梅仕事

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さあ、梅雨明けでお天気が安定したので、梅の土用干しを。

今年はふっくらとした器量のいい梅をいただいたので、6月に塩漬けし、うちの前の紫蘇農家の方からたくさん赤紫蘇をわけていただいて、本漬けをやってみた。

農家の方が「他の紫蘇とは全然違うよ」と自信をもってお話しされていたのだが、本当に発色もすばらしく美しいルビー色の梅になった。

さあ、しっかりおひさまを浴びてもらって、土用干し。

梅もなんだかうれしそう。

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2012年7月21日 (土)

北甲子園口市民館 8月開催日

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北甲子園口市民館(西宮市松並町5-12)の2012年7月のヨーガクラス開催日程は下記の通りです。

開催日 2012年8月2日・9日・30日 木曜日 10時から11時

時間の10分前にまでにお部屋にお入りください。

参加費 お部屋代金の募金500円

持ってくるもの ヨガマットかバスタオル

お問い合わせはこちらまで。

自律神経を調整を目的とした、呼吸が中心のおだやかなクラスです。 年代層は20代から80代まで。どなたでもご参加いただけます。

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2012年7月20日 (金)

北堀江ヨーガクラス 8月開催日

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2012年8月のクラスの開催日は下記の通りです。

日時 8月7日・21日・28日(火曜日)10時から11時半

場所  北堀江スタジオJUNX (大阪市西区北堀江2-17-9    こいずみ整骨院の隣のビルの3階)

参加費  1500円 (体験は1000円です)

持ってくるもの  ヨガマットかバスタオル

お子さんは何人お連れいただいても結構ですが、それぞれ自己責任で他の方に迷惑をかけないようにケアしてください。
おもちゃは音の出ないものをお持ちください。

お問い合わせはこちらまで。

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2012年7月19日 (木)

ラムラム王

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先日八ヶ岳に行った際、初日はお天気が悪かったので、以前から行きたかった岡谷市のイルフ童画館へ。

私が好きなモーリス・センダックの常設展示があり、原画もあるから楽しみにしていたのだが、もちろんこれもとってもよかったんだけど、同じく常設展示の武井武雄さんの世界に触れて感動。

ストーリーも、絵も大正時代に描かれたとは思えない前衛的なナンセンスに満ち溢れていて素晴らしい。

なかでも、私のお気に入りが「ラムラム王(王さまではなくて王までが名前)」。

本当の"生まれがい"を探して、いろいろなものに変身しながら(変身の特技あり)ラムラム王はふらっと旅にでるのだが、どうもイカレタ感じが面白い。

淡々としたストーリー展開のなかで、私が好きだった部分。

ラムラム王はある秋の日に丘へおりて、一頭の羊になりました。

獣の世界には強いものと弱いものとはありましたが、王様もなければ家来も兵隊もありませんでした。

その代わり神様がいつも一緒にこの獣たちと遊んでおいでになりました。

人間の眼にはとてもこの神様のお姿は偉過ぎて見ることができないので、いろいろの命だとか、お釈迦様だとか、エス様だとか、そういう人たちのお姿を透して拝んでいるのに、獣たちは本当にのんきに神様になついて遊んでいました。

なるほど、獣の中には一匹だって心配そうな顔をしたのがいないのは神様と始終一緒にいるからだな、と思いました。

私はタイでテーラワーダの方とお話しすることがあって、その方に

「人間に生まれかわらないと、徳をつめないから、ニルヴァーナ(涅槃)に近づけないのですよ」といわれ、「いいえ、でも私はどの命も等しく尊いと思っていて、たとえ鳥に生まれ変わろうと、犬に生まれ変わろうと同じように大切に命をいきて過ごしていると思うのです。」といった。

「それではあなたは次回は鳥に生まれてもいいとおもうのですか?」

「はい、もちろんです」

「それではなかなか仏に近づけませんね」

「・・・」

わたしは、ラムラム王のお話の抜粋のように

獣たちのほうが仏に近いのではないかと思うんだけど、どうなんだろう。

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2012年7月18日 (水)

湧水

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ブナの巨木がよい森を育み、しっかりと水をたくわえて、豊かな湧水となる。

手がちぎれそうに冷たく、おいしい、大地から湧き出たばかりの水が細胞にしみわたる。

こんな大地のめぐみに生かされているんだと実感する瞬間。

どんなサプリメントより一滴のこの水こそ。

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2012年7月17日 (火)

水のほとり

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足をのばして小谷村へ。

石灰質の溶け込んだ美しいエメラルドグリーンの山の湖。

澄んだ水のほとりは植物たちも生き生きとし、涼しい風がふく。

犬が泳いでいなければ、静かな森でのひととき。

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2012年7月16日 (月)

八ヶ岳ロゲイニング Ⅱ

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ブナの美しい林を抜け、急傾斜の坂道を転がるように走り下りたらゴール。

時間をオーバーすると大幅に減点されるので、体力も時間も余力を残しつつもどる。

点数計算をしつつ、スタッフのみなさんが作ってくださった美味しい豚汁をいただく。(体にしみわたる)

日頃なんの練習もしていないのでもちろん順位争いには入らないのだが、いろいろと作戦をたてて、昨年よりも大きく点数を伸ばし、よく楽しめた気がする。

こんな山岳エリアでのイベントは怪我の管理などもあるし、スタッフの方は大変だと思うのだが、笑顔でまとめてくださった黒百合ヒュッテのお父さんや、統括の木村さん、すばらしい地図を作ってくださった山川さん、そしてたくさんのスタッフのみなさんに心からの感謝を。

再来年の大きなロゲイニング大会を楽しみにしています。

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2012年7月15日 (日)

八ヶ岳ロゲイニング

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今年で二回目の参加となる八ヶ岳山域でのロゲイニング。

標高1500から1800メートルのエリアでの広域オリエンテーリングのようなもので、6時間以内にいくつかの定められたポイントを通過し、得点を競うのである。

標高差が激しく、厳しい登りのポイントは点数が高く、それぞれ上手に配点されている。

自分の足の速さと体力などなど加味しつつ、早朝6時に配られる地図をみてコースを決める。

さあ、7時になったらいっせいにスタート。

何か所かのポイントで自分をいれた写真を撮って通過。

本気組のみなさんは休むことなく、走りっぱなしのようだが、私は体力がもたないので適度に休み、おにぎりを食べたりしつつ山を走り回る。

比較的平地のエリアでたくさんのポイントをひろうこともできるんだろうけれど、やはり私は山に来たら高いところに行きたいので、縞枯山、茶臼岳などをめぐる。

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2012年7月14日 (土)

八ヶ岳へ

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海の日に開催される八ヶ岳ロゲイニングに参加するために、長野に向かう。

あまりハードに動くと本番で疲れてしまうので、里山を軽くハイキングして足慣らし。

標高差が少なく、穏やかな里山に登り身体を整える。

まるで梅雨明けのような夏空。

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2012年7月13日 (金)

満月ヨーガ 2012 8月について

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満月ヨーガ 2012 8月の詳細です。

日時 2012年 8月2日 木曜日 18時半頃から19時半ころまで

場所 大阪港中央突堤 (地下鉄大阪港駅下車 地下鉄沿いに海にむかって歩いたつきあたり)広いボードウォークで行います

持ってくるもの 下に敷くヨガマットやレジャーシート

参加費 ドネーション (つぼにいれてください)

予約は不要。

夕陽をながめながらゆったりと動き、満月があがってくるのを待ちましょう。

降水確率が50パーセントを超えれば中止します。

当日のブログをご確認ください。

今回は終了後ハaハaハaさんで屋上での炭火焼BBQビヤガーデンをご用意いただけます。

飲み物は別で、1800円です。

ヨーガは予約不要ですが、BBQビヤガーデンは予約が必要です。

ご予約とお問い合わせはこちらか、ハaハaハaさんに直接お電話(06-6576-0880)を。

塚本がしばらく不在ですので、返信が遅くなりますがご容赦ください。

それでは晴れますように。

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2012年7月12日 (木)

ほどく ということ

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ヨーガのクラスで、わたしがとにかく時間をかけているのが「ほどく」という作業。

自分で行じるときもそうだし、みなさんにお伝えする場でも、この時間を大事にしている。

いきなりアーサナやプラーナーヤーマを行うのではなくて、ゆっくり仰向けになり、筋肉を少しずつほどいていくのである。 しばらくすると、浅い早い呼吸もいつの間にか、深くて落ち着いた呼吸になっていく。

地味な作業なのだが、これがどんなに大切か。

これだけ忙しい社会において、ほとんどの人々が過緊張しているのである。

過緊張は人それぞれ癖もあって、知らず知らずに歯をくいしばっている場合もあれば、肩に力が入っていたり、眉に必要以上に力が入っていたりとさまざまである。

必要以上に筋緊張が入り、交感神経型のチャンネルに入っていると、心臓の冠状動脈も神経からの大きな圧迫を受け続けるのである。

これはもう明らかに身体エネルギーの浪費である。

小さな不必要な筋緊張を続けることも、大きく過剰反応することも、積み重ねられていくと、身体の痛みなどの身体疾患を生んだり、うつ病やイライラなどの心疾患を生むのである。

それではこの過緊張の癖をどうやって治し、自分の限られたエネルギーを上手に使えるようにしていくのか。

「ほどく」 つまり、リラクセーションの方法を学び毎日続けていくことである。

ガシガシと筋緊張が入ったときのクライミングと、よくリラックスして深い呼吸のときのクライミングのパフォーマンスがまったく違くことをわたしは体感し、それからは岩との向き合い方も変わってきた。

まず自分と向き合ってから、深い呼吸をし、それから岩に向かうことにしたのだ。

その頃から、心身のコーディネーションが整ってきたような気がする。

どうかみなさんもよぶんな力をぬいて、ご自分をほどき、最大限に身体や心が動き回れる状態ですごされますように。

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2012年7月11日 (水)

2012 8月の満月ヨーガについて

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8月の満月ヨーガ@大阪港のおしらせです。

今年の8月は満月の夜が二回あります。(2日と31日です)

満月ヨーガはとりあえず2日木曜日に開催予定で、この日が雨天などで催行できなかった場合31日に順延予定。

8月は満月ヨーガのあと、ハaハaハaさんの屋上でBBQバイキングとビアガーデンご用意いただけるようです。

詳細が決まり次第ブログでおしらせします。

またあの空のしたでお会いしましょう。

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2012年7月10日 (火)

おろかなこの国で

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どうしてなんだろう。

原子爆弾を落とされた唯一の国であり、そして、昨年の福島の原発事故を経験した(いまもまだその影響がはかりしれない)この国で、一度とめた原発を再稼働させるのは。

こんな人災でまた地球にいきものが住めないエリアが広がっていく。

わたしが子供のころから好きだった「未来少年コナン」を久しぶりに見た。

どうかみなさん、ビデオを借りてこれを見てください。 こんなに昔から、警鐘が鳴らされていたのに。

忌野清志郎だって、ずっとずっと歌い続けていたのに。

それでも、かわらないこのおろかな国。

だけど、わたしたちも自分にできることをしなくては。 悲しんで、祈ってばかりいられない。

原発がなくならないのはそこに雇用があるからだ。

その利権にしがみつく視野の狭い傀儡どもがいるからだ。

ドイツのように、代替エネルギー側の雇用にシフトしていく体制を組まなければだめだ。

おろかな国がかわる唯一のチャンスなのに。

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2012年7月 9日 (月)

大阪府立体育館クラス 代行のおしらせ

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明日から大阪府立体育館クラスの第二期が始まります。

火曜日、水曜日ともに、アーサナからクリアとプラーナーヤーマへゆっくりと内容を進行させていく予定です。

呼吸における身体の使い方など、個別に質問がある方はクラス開始前に早めにおいでください。

さて、7月17日火曜日と18日水曜日は塚本不在のため、西野先生に代行していただきます。

よろしくお願いします。

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2012年7月 8日 (日)

学びの旅 養生園 番外編 寄り道

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さあ、充実した養生園での合宿も終わり、夏休みのような空を見上げながら大糸線に乗り込む。

まっすぐ帰宅せず、私はちょっと寄り道をして山へ。

いつの間にか雪が消えて、もう夏山の気配。

森のブナの木には、大きな熊のつめあと。

でも、この森から熊がいなくなったらもうこの国は終わりだ。

まだ大丈夫、大丈夫、森がいきいきと生き物たちを守ってくれている。

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2012年7月 7日 (土)

学びの旅 養生園 番外編 バンダ

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タナカ先生の非常に美しいウッディヤーナ・バンダ。

さて、ヨーガの理解を深めていくうえで、欠かせない技術がバンダ(一定の筋緊張を維持して保ち、減圧状態を作ったり、部分的なサーキュレーションをあげてゆく)である。

バンダはどんどん練習して経験を深めていかないとなかなか身につかないのだが、正しくできているかどうかはを知ることが大変重要である。

9月に東京からタナカ先生に関西においでいただいて、伝統的ヨーガ理論と技法の勉強会を開催する予定です。

カイヴァリヤダーマ研究所付属大学のディプロマコースを卒業され、とてもわかりやすく穏やかに教えてくださいます。

勉強会に興味のある方はこちらまでご連絡ください。

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2012年7月 6日 (金)

学びの旅 養生園 滋味

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さて、お話しは養生園に戻って・・・。

毎回感動するんだけれど、ここ養生園のお料理は朝に畑で採ってこられた野菜を中心に一品一品愛情深く作られていて、身体にしみわたる。

味付けが非常に洗練されていて、味覚が本来のよい状態を取り戻すようだ。

天然酵母のパンは石窯でじっくりと焼かれ、滋味にあふれ深みのある味がする。

日常にとらわれず、おいしい食事をいただきつつ、学びにだけ集中できるありがたい環境。

養生園のスタッフの方は毎年数人入れ替わっていらっしゃるようだが、みなさん同じ気配をまとっている。

おだやかでシンプル。

ここに暮らすとそうなってくるのだろう。

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2012年7月 5日 (木)

生きているのか死んでいるのか

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大阪港駅をおりたときは、小雨がぱらついていて、催行を迷うお天気だった。

「ざーっと降り出したら即撤収を覚悟で」と、数人の方に連絡をし、ボードウォークに歩く。

西のほうは少し雲が明るいが、まだ小雨はぱらぱら。

雨だけがやみますようにと祈る。

こんな微妙なお天気のなかそれでも三々五々みなさんが集まってくれて、ゆっくりと空をながめつつヨーガを始める。

空の広いところで寝ころぶことってなかなかないので、空しかみえないぜいたくな時間をあじわっていただく。

いつの間にか雨があがり、海のむこうの六甲山脈には金色にまぶしい夕陽が。

雲のなかから奇跡のようにきらめくおひさま。

そして、みんなの上には大きな大きな虹が。

ありがとうございます、と胸の中でおおいなる力に感謝して手をあわせる。

こんな小雨のなかでも、外でヨーガのひとときを持ちたいと集まってくれたみなさんへの素晴らしい贈り物である。

あのひとときを、共有できて幸せです。 集まってくださったみなさんありがとう。

さて、その後参加者の方からとっても素敵なメールをいただいた。

曰く、「生きているのか 死んでいるのか わからなくなるくらい気持ちよかったです」と。

それこそ、ヨーガの最終目的地のサマーディなのではと思わずメールをみてつぶやいてしまった。

今年もいい季節のあと数回、満月の夜に外でのヨーガを予定しています。

またぜひ空の下でお会いしましょう。

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2012年7月 4日 (水)

本日の満月ヨーガについて

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みなさんの晴れごいが通じたのか、晴れの予報に変わりました。

下記の通り、トワイライトタイムから満月ヨーガを開催します。

夕陽が沈むのを見送り、満月を待ちましょう。

日時 2012年 7月4日 水曜日 18時半頃から19時半ころまで

場所 大阪港中央突堤 (地下鉄大阪港駅下車 地下鉄沿いに海にむかって歩いたつきあたり)広いボードウォークで行います

持ってくるもの 下に敷くヨガマットやレジャーシート

参加費 ドネーション (つぼにいれてください)

予約は不要。

海沿いは風がふいてかなり冷えます。 はおるものをお持ちください。

また、晴れの予報とはいえ梅雨の真っ最中ですから雨具も持参してください。

お問い合わせはこちらまで。

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2012年7月 3日 (火)

学びの旅 養生園 集中

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養生園に到着。

昨年タイのワンサニット合宿で一緒だった4人組で、森の家の一部屋をいただく。

二泊三日のカリキュラムをふたつ続けて受講するので、四泊五日。

朝は4時半に起きてこっそりと部屋でジェットボイルでお湯を沸かし、お茶を飲んでからホールで静かに瞑想。

午前中にヨーガクラスと講義、ブランチ(養生園は一日二食なのである)のあとは連続で講義、ヨーガクラスのあと夕食、お風呂に入って、講義ののち就寝。

ずいぶん集中して頭を使ったからか、初日はみけんのあたりが痛かったが、部屋に帰り、みんなで討論しながら理論の復習や息抜きができたことは大きかった。

同じレベルでいろいろと話ができる人が近くにいるというのは喜びである。

身体はそんなに使っていないんだけど、頭をつかうと疲れるのか、消灯すると電池を切るように眠ってしまう。

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2012年7月 2日 (月)

学びの旅 養生園 静けさ

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雪解け水と、梅雨時期の雨で川の流れかなり激しい。

この川を渡り、最後の急登を頑張ってあがると有明山神社に到着する。

十二支の木彫りが非常に美しいこの神社は、燕への登山口の中房渓谷にあり、とても静か。

猿の集団が鳴き声をあげながら、道を横切る。

さあ、ここまで来たらあと一息で養生園。

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2012年7月 1日 (日)

学びの旅 養生園 るんびに

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山に向かってえんえんと登りなので、無理のない程度にゆっくりと漕ぐ。

少し迷いつつも探していた天然酵母パン屋さんのるんびにさんに到着。

森の中にひっそりと建つとても素敵な環境のお店である。

パンを買って、カフェで食べるのを楽しみにしていたら、るんびにのカフェのお父さんがちょうどお出かけするところだった。

「ああー、ごめんなあ、今日わしカフェやる気ないから今から出かけるところでな。(大阪出身らしい)

テーブルはお庭でセットしてあげるし、冷蔵庫にあるコーラいれてあげるからゆっくりしていって!」と、出かけてしまった。

パン工房で、おいしそうなパン(どれもこれもおいしそう、とっても良心的なお値段だ)を選ぶと、若い店主さんがお庭でどうぞと、ご親切にあたためて食べやすいサイズに切り、コーラとともに運んでくれた。

どうしてもカフェのお代金を受け取ってくれないので困っていると、「まあまあ遠くから来てくれているんだから、そういわずにゆっくりしていってよ」と。

森のなかの小さなテーブルで、パンをいただいて、身体も心もあたたまる。

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