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2011年12月

2011年12月31日 (土)

ラッセル犬 

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Nec_3121 低気圧が通り過ぎ、りんと冷えた青い空が広がる。

戸隠連峰は神々しく、やはりこの季節に見上げる山が好きだ。

犬にとって初めての雪である。

雪上に放つと、しばらく喜んで飛び歩き、雪を食べたりしていたが、真っ白な雪面を走りだす。

犬にとっては顔の高さの雪をラッセルすることになるので、ジャンプ続きで大変そうだが、わたしが助かるのでどんどん前を走ってもらう。

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ラブラドールは泳ぎが上手なので、指と指の間に水かきがあるが、よく見るとラッセルで浮力をかせぐためか、指を大きく開き水かきを使ってラッセルしている。

スノウシューいらず!

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2011年12月30日 (金)

雪の国へ

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Nec_3115 低気圧の影響で、新潟は終日雪が降り続く。

2つのコース以外はほとんどのゲレンデが広大な非圧雪エリアになっているシャルマン火打スキーゲレンデへ。

このゲレンデは初めてだったが、圧雪がないためバックカントリーの練習にも適していてかなり面白い。

みるみるうちに新雪がふりつもってゆく。

ここは初心者もおらず、パウダー好きのバックカントリースキーヤーやボーダーが集まっていてみんな楽しそうに新雪につっこんでいく。

膝、腰という深さである。一度転ぶと起き上がるのがつらいが、シーズン初めに新雪のいいゲレンデで練習。

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2011年12月29日 (木)

よいお年を

P4170446 みなさん、今年も一年お世話になりました。

震災の経験などをふまえ、今年は「いったい今、自分になにが出来るのだろう」という問いかけを新たにする年になりました。

自分の不幸を、自分の苦しみをなおすことだけ考えるのは心がせまいのだ。

だれでもいい、人間でもほかの生きものでもいい

相手を助けなさい。

苦しんでいれば救ってやり、こまっていれば力を貸してやりなさい。

なぜなら人間もけものも、虫も草木も、大自然という家の中の親兄弟だからです。(手塚治虫ブッダより)

阪神大震災のとき、私の家は全壊し、友人知人もケガをしたり亡くなったりしました。

そのとき本当に全国からたくさんの方がボランティアにきてくださったり、募金をおくってくださったり、とてもあたたかい力をいっぱいいただきました。

どうやって、この恩返しをしようとずっと思って暮らしていましたが、今回のツナミの際、自分のできることはとても限られていてもどかしい気持ちになりました。

また一歩ふみだして、なにか私にできることが広がっていくようにしたいと望んでいます。

来年も自分に出来ることを、心をこめて行っていこうと思います。

またみなさんとおひさまの下でお会いできることを楽しみにして。

よいお年を。

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2011年12月25日 (日)

「まず、舌をきれいにしなさい」

Tubo 「まず、舌をきれいにしないさい」

ヨーガの古典テキストで17世紀ごろ記された、ゲーランダサンヒターの冒頭文。

著者は不明であるが、ゲーランダ師とその弟子チャンダカーパーリーの対話形式で書かれたもので、ヨーガのエッセンスをまとめた洗練されたつくり。

1章 クリヤー

2章 アーサナ

3章 ムドラー

4章 プラティヤーハーラ

5章 プラーナーヤーマ

6章 ディヤーナ

7章 サマーディ

上記のようにシンプルにまとめられており、その書き出しがこの一文なのである。

ものの入口になる鼻や口腔をきれいに保つことが、まず身体を健康に保つ第一歩なのである。

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2011年12月24日 (土)

兵庫県立総合体育館ヨガクラス 春休み自主レッスンのおしらせ

Nec_1278 例年通り、兵庫県立総合体育館ヨガクラスは2月3日に後期クラスが終了してからゴールデンウィーク明けまでおやすみになります。

出来るだけ間があかないように、お部屋を借りて自主レッスンを下記の日程で開催いたします。

日時 2012年2月10日・17日・24日  3月2日・9日・16日  4月6日・13日(金曜日) 10時から11時半

場所 兵庫県立総合体育館 3階 和室

参加費 お部屋代金の募金 500円(入口のつぼに入れてください)

簡単なマットはありますが、必要な方は個人のヨガマットとバスタオルなどをお持ちください。

お問い合わせはこちらまで。

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2011年12月23日 (金)

大阪府立体育館ヨガクラス 第4期のおしらせ

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大阪府立体育館 ヨーガクラス 第4期募集がはじまりました。
開催日程は下記の通りです。

火曜日 ボディケアヨーガ 18時半から20時

日程 1月10日・17日・24日・31日  2月7日・14日・21日・28日  3月6日・27日 (全10回 11000円)

水曜日 ヨーガ 14時半から16時

日程 1月11日・18日・25日  2月1日・8日・15日・29日  3月7日・21日・28日 (全10回 9900円)

火曜日クラスはすでに定員(25名)締め切り間近です。
体験レッスンは一回1000円で受講可能です。

また、全部は出席できない方のために、三回チケット制があります。

お問い合わせ先 大阪府立体育館 管理事務所 06-6631-0121 まで

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2011年12月22日 (木)

北甲子園口市民館 1月開催日

Photo 北甲子園口市民館の2012年1月のクラス開催日程は下記の通りです。

開催日 2012年1月12日・19日 10時から11時

時間の10分前にまでにお部屋にお入りください。

参加費 お部屋代金の募金500円

持ってくるもの ヨガマットかバスタオル

お問い合わせはこちらまで。

自律神経を調整を目的とした、呼吸が中心のおだやかなクラスです。 年代層は20代から80代まで。どなたでもご参加いただけます。

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2011年12月21日 (水)

夙川ヨーガクラス 1月開催日

Nec_0523 夙川ヨーガクラス2012年1月開催日は下記の通りです。

場所 香枦園市民館分館 阪神香枦園、JRさくら夙川から徒歩10分くらい

日時 1月18日日水曜日 10時から11時    

参加費 1回1000円(体験は500円)

持ってくるもの ヨガマットかバスタオル

指導 塚本真理

子供は何人お連れいただいてもけっこうですが、自己責任でケアしてください。
もちろん大人の方だけの参加も可能です。

体験してみたいお友達がいればお連れいただいて結構です。

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2011年12月20日 (火)

北堀江ヨーガクラス 1月開催日

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2012年1月のクラスの開催日は下記の通りです。

日時 1月10日・17日・24日・31日(火曜日)10時から11時半

場所 北堀江スタジオJUNX(こいずみ整骨院の隣のビルの3階)

参加費 1500円 (体験は1000円です)

持ってくるもの ヨガマットかバスタオル

お子さんは何人お連れいただいても結構ですが、それぞれ自己責任で他の方に迷惑をかけないようにケアしてください。
おもちゃは音の出ないものをお持ちください。

空調はありますが、床が冷たいので、マット以外にもあたたかい布をお持ちください。

1月10日塚本不在のため、クミコ先生が自主レッスンを開催してくれます。よろしくお願いします。

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2011年12月19日 (月)

YOGAという呼称

Img60b42e56zikbzj アーサナやプラーナーヤーマについて語る前に、まずこの近年のヨーガ業界で誤解をうみやすいYOGAという呼称について。

まあ、今の日本は○○ヨガとかもう何もかもごちゃまぜの「売れればいいじゃない」的な混沌状態で、リソースの理解もなにもあったもんじゃないんだけど。

YOGAとは東洋に伝承されてきた価値ある文化遺産で、インドの古代文明にルーツのある古い歴史の自己修練の体系である。

クラシカルなハタヨーガの修行体系はゴーラクシャ・ナータが中世に確立したと言われている。

ゴーラクシャ・ナータがそのスタンダードな技法をゴーラクシャ・シャタカという著書にまとめるまでは、紀元前からずっとバラモンによってのみ口承伝承されてきたものだった。

ここに基盤をおくのが伝統的ヨーガであり、アーサナやプラーナーヤーマ、瞑想などなど多くの技法を組み合わせてサマーディを追求していく。

一方でここ近年、筋トレのようにえんえんとポーズを追及していく体操があるが、これは全く異なるリソースのもの。

上位カーストの子供をしごくための身体鍛錬の体操の先生だったクリシュナ・マチャリア氏がスリアナマスカラなどを含む筋トレを教えていて、それを教わった先生方が○○ヨーガと名前をつけて後世にどんどん広めていったのである。

これは上記のナータ派が確立したクラシックな心身の統合をめざすハタ・ヨーガの自己修練とは目的も異なるし、全く別物であり、むしろ対極にあるといえる。

目的が異なるものに同じ名前がついていること自体おかしいのであって、これが混乱のもとなのだ。

YOGAとは「高度なレベルでの人格・人間性の統合」=サマーディをめざすクラシカルな自己修練の体系。 

そして、私がライフワークでともに学んでいきたいのがこの伝統的なヨーガの技法である。

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2011年12月18日 (日)

学びの旅 ワンサニット 2011 番外編

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Pc082215 バンコク最終日は、タイ上級者のオリエちゃんに誘導してもらうことに。

渋滞の多いバンコクをうまく歩くには、公共交通機関をいかにうまく使いこなすかが大切である。(車の絶対数が多いため、渋滞で一時間動かないなんてこともざらにあるのである)

ゲストハウスから歩いて、チャオプラヤ川の水上バス乗り場へ。

船の色(色によって停まる駅や路線が異なる)を確認してから、水上バスが停まったらすぐに乗り込み、缶をがらがらとふってお金を回収するチケット売りのおばちゃんに乗船料を支払うのである。

ワット・アルンまで15バーツ。

この大地の底から湧き出たような重厚感のある建築のお寺は大変美しく、いくつかある金ピカのお寺よりよほど好みだった。

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2011年12月17日 (土)

学びの旅 ワンサニット 2011 番外編

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Pc082209 タイ料理といえば、スパイシーなカレーや様々な趣向のメニューが思い浮かぶ方が多いだろうけど・・・。

私は屋台の米麺40バーツ(100円くらい)がお気に入り。

まず麺の種類を選んで、具を指差し、おわんに入れてと身振りをする。

(おわんに入れてここで食べないならビニール袋に入れてお持ち帰りもできる。 でも熱いスープをビニール袋に入れて溶けないのかなあと心配になる)

ナンプラーや唐辛子、砂糖(上級者は砂糖の使いこなしがうまい)などをトッピングしてあっさりとしたスープのクィッティオをいただく。

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2011年12月16日 (金)

学びの旅 ワンサニット 2011 環境

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Pc032133 亜熱帯の木々を通して眺める雨季あけの青い空。

せつない色の夕焼け。

森の可愛いお友達たち。

ここにいるだけで和やかになる、そんな環境に身をおくことがなによりも大事。

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2011年12月15日 (木)

学びの旅 ワンサニット 2011 クリア

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Pc042154 ヨーガのなかでの大きな分野のひとつ、クリアの行法。

カパラバーティ(呼吸器の空気による浄化)

トラタカ(炎などの一点凝視による視神経の浄化)

ジャラネティ(左右の鼻孔水による洗浄)

スートラネティ(鼻から咽喉にゴムチューブを通す)

ダウティ(胃洗浄)

ナウリ(横隔膜や腹直筋での内臓マッサージ)

バスティ(腸洗浄)などがあるわけだが、今回はダウティまでを練習。

ダウティは胃洗浄自体が目的なのではなくて、嘔吐中枢のコントロールと適正化。

朝一番に2リットルの生理食塩水に少しレモンを搾ったものを一気飲みする。 どんどん胃がふらんでいくのがわかる。 そして、あるとき一気にざざーっと水が出る。

これも緊張があるとうまく出ないので、リラックスすると快適に。 嘔吐中枢は自律神経の調整に大きくかかわっていて、この使いこなしを知ることはとても大きい。

日本でも練習してきたい行法である。

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2011年12月14日 (水)

学びの旅 ワンサニット 2011 食事

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Pc062180 毎日三食のお食事がとても楽しみだった。

玄米菜食のタイ家庭料理。

このワンサニットには冷蔵庫がないので、その日に食べるものはその日に調理。 炭火をおこして、住み込みのおばあちゃんが美味しいご飯を作ってくれるのだ。

10日間30食いただいたわけだが、一度として同じメニューはなかった・・・素晴らしい。

舌がなれない私たちのために、スパイスは少し控えめ、いつも庭に生えているお花をそっと飾ってくれたり、さりげない心配りが嬉しかった。

タイ語を勉強していないので、お礼をうまく言えないのだが、とりあえず「アローイ(美味しい)!」を友人に教わり、おばあちゃんに「アローイ、コップンカー」を連発する。

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2011年12月13日 (火)

学びの旅 ワンサニット 2011 ドミトリー

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Pc022120 私は個室ではなく、5人のドミトリーの部屋。

毎晩その日の復習を一緒にして、それぞれの思いを語り、討論する。

ひんやりした床にふとんを敷いて、上から蚊帳をつるし、部屋では蚊取り線香をたいて、日本のようでどこか懐かしい。

シャワーは水しか出ないので、日中に浴びたり、気合をいれて朝一番で浴びたり。

大きなたらいで洗濯をしたら、乾季のからりとした気候のおかげで2時間ほどでからからに乾く。

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2011年12月12日 (月)

学びの旅 ワンサニット 2011  学ぶ

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Pb302073 11日間で100時間のインド哲学、ヨーガのコンセプトや理論と実践、仏教の理解などなど盛りだくさんのみっちりスケジュールである。

100時間どころか、寝ている時間と食べている時間以外は勉強。

こんなに集中して学ぶのはいったい何年ぶりだろうか。

5日間で一本ボールペンを書きつぶす。

相方先生の非常に洗練されたわかりやすい講義で、知らなかったことがどんどんわかってくる。

自分が漠然としかつかんでいなかったことが、まるで朝焼けがあたりを照らし、景色が浮かび上がるようかたどられてゆく。

数日間はあまりにも頭がフル回転したからか、頭にぼんやりとした鈍痛がある。

これも、穏やかなアーサナとプラーナーヤーマで徐々にすっきりとするのだが。

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2011年12月11日 (日)

学びの旅 ワンサニット 2011  森へ

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Pb282040 洪水の影響で開催を心配したバンコク近郊のワンサニットでのヨーガ合宿だったが、無事催行が決定。

関空で大阪、山口から参加の友人と待ち合わせてバンコクへ。

参加者の方々と現地ホテルで集合し、翌朝オンカラック郡のワンサニットへ向かう。

シンプルな手動のつくりのいかだに乗って人間と荷物を運ぶ。

近くを道路が走っているものの、川を渡るととたんに空気感がかわる。

森にいい風が吹き渡り、ひんやりとした湿った土と木のにおいがする。

いろいろな鳥の声が高く低く響く。 犬や猫、トッケーががさごそと歩いている。

バンコクの焦燥を離れて、静かな森のなかに来れてほっとする。

大きくて強烈な蚊の大群もいるけれど、私たちが森にお邪魔しているんだから。

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2011年12月10日 (土)

ただいま

Pc072200 深い学びの旅から無事に帰ってきました。

毎日気温30℃、水シャワーのタイから、気温5℃の関空に降り立つと、脳みそが凍りつきました。

脳みそを解凍しつつ、学びを咀嚼してゆっくりとみなさんにもお伝えしていこうと思います。

留守を守ってくださったみなさん、おかげさまで安心して旅にでることが出来ました。

どうもありがとうございます。

旅のレポートを少しずつ記事にもまとめていこうと思います。

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