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2011年8月13日 (土)

生きてこそ

Nec_2952 いつもアウトドアで一緒に遊んでいる友人が、北アルプスで滑落したと連絡が入った。

連絡があったのは8月1日月曜日の深夜。

ヘリで搬出され、命に別状はないというが、現場から最寄の大きな医科大学付属病院の高度救急救命センターのICUに今は入っているとのこと。

とりあえず、親族しかセンターには入れないので、気をもみながら連絡まちである。

たくさんの部位を骨折しており、臓器からも多少の出血、それでも意識はあって話ができるという。

5日に8時間の大手術で、腰椎や踵など破裂骨折した箇所を修復したらしい。

一般病棟にやっと移れたというので、早速お見舞いにゆく。

腰椎の骨折や脱臼があるから、体こそ動かせないものの、本人は意識もとてもしっかりしていて首から上は奇跡的にまもられていたので元気そうだ。

3時間ほどいろいろとしゃべる。

もちろん本人の的確な判断もあるが、フィールドでは運というものも大きく左右し生死をわけることがある。

今回どの条件が欠落しても、こんな100メートルの滑落では助からなかっただろう。

まず、滑落したときに本人の意識があったこと。 携帯電話が壊れず、ザックが近くにあり、電池残量があり、電波がつながったこと。(本人がレスキュー要請した)

そして、GPSで今の的確な座標が言えたこと、天候不順にもかかわらずヘリが飛んできて一瞬ガスが晴れたこと、近くの山小屋に偶然いたレスキュー隊員がかけつけてくれたことなど。(わずか1時間10分で救出された)

そして、本人のあきらめない強い生きてかえろうという意思。

レスキュー隊員の人のひとことが忘れられないと彼はいう。

「今回はこんな事故だったけど、また山に登りにきてな、山で会おうな」と。

どんな言葉より、その一言はおおきい。

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