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2011年8月19日 (金)

記憶に住む

Img_5439 長野の公園でキャンプをしていて、車の前でゆっくりお茶を飲んでいると、軽トラでやってきた地元のおじいちゃんに話しかけられる。

「神戸から来なすったかね?」(私の車は神戸ナンバーである)

はい、遠いけどここはいいところで大好きというと、「わしも13歳まで神戸の六甲道に住んでいたから・・・」とうれしそう。

子供のころの懐かしい記憶のお話をしたくて、おじいちゃんは毎日この公園の駐車場(かなり広いのである)まで出勤して、神戸ナンバーを探しては話しかけるのだそう。

「車はとめてあるけど、中に人が乗っていないことがほとんどだから(駐車場だしなあ)、今日はうれしい、うれしい」といろいろお話をする。

わたしが六甲道のあたりのことや震災後の今の様子もお話すると、どんどんおじいちゃんも記憶のなかに戻っていくようである。

地元の方とせっかく知り合ったので、おじいちゃんにも前述のお盆の風習をたずねてみる。

安曇野は北アルプスからの湧き水の豊かな川の多い地形だからか、迎え盆は同じようにカンバを燃やしてお墓にご先祖さまをお迎えにいくようだが、送り盆はワラ舟をつくって、その舟に灯明をのせ、川に流してご先祖さまをお返しするのだという。

こんな風習がだんだん消えていってしまう前に、歩き回ってたずねてみたい。

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