がんばれ
モンベルの店舗にもたくさんのみなさんが毎日じぶんの気持ちを届けてくれています。
紙おむつをたくさんかかえて持ってきてくれる方や、義援金を店頭まで持ってきてくださるみなさんも。
そして、手に入りにくかっただろうにたくさんのカセットコンロ(阪神大震災のときも毎日あたたかいものが食べられたのはこれのおかげ)や、乾電池を買い込んで、重い箱を届けてくださった方も。
「ぼくは、阪神大震災のとき、ここでテントをもらって助けられました。だから今少しでも恩返しできたら」と。
重い箱の裏には、心のこもった文字で「がんばれ」と。
みなさん、ありがとうございます。
いま、宅急便などのすべての配達機能はとまっていますが、モンベルでは3台の大型トラックの緊急車両通行証をとって、北陸の倉庫から被災地へみなさんの届けてくださった物資を運んでいます。
現地入りしているスタッフが被災地へ届けています。
みなさんの近くにあるモンベルへ、テントや寝袋など、今被災者の方に本当に役立つと思うものを、ご協力いただける方はお持ちください。
こんな風にできる活動を続けながらも初期援助について思うところがあります。
昨日ガイドのびやさんとも連絡をとっていてやはり、このままではいけないのでは・・・と。
阪神大震災と今回の災害が大きくことなるのは、援助物資を届ける経路が津波のためいまだに整っておらず、まだまだ奥地までレスキュアーが入れないということがあります。
原発のこともあって、避難されている方々はどこに逃げたらいいのかもわからない。
こんな風に食べ物も飲み物も暖房もないという報道をしている暇があれば、バスで被災者を全員救い出して、とにかく水やガス、電気などのインフラの整ったエリアへ避難させてあげないと、せっかく助かった命なのにみんな病気になってしまう。
わたしも含めて、ホームスティで被災者の方を受け入れる気持ちをもっている人々もたくさんいると思います。
少なくとも屋根もあたたかい食べ物もここなら提供できるんだから、被災地へ届かずもどかしい思いをするなら、早く助け出さないと。
公共放送でボランティアを募り、とりあえずの期間だけでも受け入れられる安全であたたかい場所へ。 都市の集合住宅の空き家を提供するのではなく、仮設住宅ができるまでの間、しっかりわたしたちが守るあたたかい血の通った支援を。
どんな風にどこへこれを伝えたらいいのかわかりません。 公共放送のホームページに意見を書きますがとにかくこうやってブログで考えを発信します。
なにか手立てや意見を思いつく方は連絡ください。
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コメント
そうなんですよ。被災してかなり奥まってるところなんかは全く物資も届かないらしくテレビが入ったのをみました。が、ほんと突っ込みそうでした。撮影も大切だし伝えるのは当然です。が、ちゃんと物も何か運んでるんだろうか?その場所へは1時間半、ガレキの山を登っていくので子供や老人は難しいルートで地元民しかわからない獣道だそうです。今日は格別寒さも厳しいので暖房の整ってない場所で、暗くて寒い思いと不安と戦ってる被災者達。次にできること。。。考えていかないと。です
投稿: 紫 | 2011年3月17日 (木) 18時05分
被災者ホームステイ案に賛成します。私が災害にあったらそんな手助けをしてほしいです。とりあえず主人にはこの記事のことを伝え、来るべき日のために今晩の家族会議にかけ一部屋だけでも片付け始めます。実現するための手だてを探してみましょう!
投稿: スマイルマイルス | 2011年3月17日 (木) 19時30分
もどかしさや、怒りや、やりきれなさは前に進むためのエネルギーにかえましょう。
この関西ですら、われがわれがとヘッドランプやお米を買いあさる人を目の当たりにして、その後姿に背中が寒くなりました。
こういうときに、人のいろいろな姿が見えてくるものです。
我欲も無関心さもそしてあたたかさも。
できることをやろう!
投稿: MARI | 2011年3月17日 (木) 19時51分