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2011年2月

2011年2月28日 (月)

部活 セッション

Nec_2645 Nec_2646 Nec_2649 Nec_2650 Nec_2651 久しぶりに大人数セッション。

週に一回でもやはり連続して登るとムーブが身について、自分のバランスがわかってくる。

それぞれが、自分の目標課題を登れて満足。

ジムの常連さんに、少しでも乳酸を早く腕から流すヨーガアサナを教えるMちゃん。

カオリ姫は小学生と同じで、乳酸が出ない体質なのか、13時から19時まで登りっぱなし。(疲れないのか・・・?)

その後、乳酸を流すビール。登ったあとはペースが早くて・・・。

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2011年2月27日 (日)

北甲子園口市民館クラス 3月開催日

Nec_1220

3月のヨーガクラス開催日は下記のとおりです。

春の心身のケアを中心にクラスを行います。

大きくのびのびと動きましょう。

場 所 北甲子園口市民館
     松並公園内の市民館の会議室

時 間 3月3日・17日・31日
     木曜日 10時から11時

参加費 お部屋代の募金500円

持ってくるもの ヨガマットかバスタオル 飲み水

指 導  塚本真理

お問い合わせはこちらまで。

Photo

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2011年2月26日 (土)

遠くからの思い

Nec_2639 ニュージーランドの地震の報道をみていて、遠くから歯がゆい思いをしているが、そういえばとふと思い出して、引き出しを開けた。

素朴な木の十字架に焼印で彫られたマリアさまとイエスさま。

わたしは、阪神大震災の前の夏に友人とギリシャのミコノス島を旅していたのだ。

島のなかで、港と逆側の静かなビーチにいくために、おんぼろバス(崖から落ちそうなダイナミックな運転)を待っていると、隣に全身黒い僧衣の白ひげの長いGreek Orthodox(ギリシャ正教)の牧師さまが。

片言だけど綺麗な英語を話されるので、お話しながらバスを待つ。

アテネの教会の牧師さまで、今回は少しゆっくりするためにこの島に来たこと、島の小さな教会で祈りをささげるのも目的のひとつだということなど、いろいろ身振り手振りでお話する。

人がひとり入れるか入れないかのような祠が道端にたくさんある。

牧師さま(ニコラウスという名前だった)が指差しながら、「あれはね、地中海にシケがおこるたびに人々がどうか海を鎮めてくださいって祈り、神様に通じて海が穏やかになったら、御礼にひとつ祠を作ってきたんだよ。だからこんな島には小さな祠がたくさんあるんだ」と教えてくれた。

その当時勤めていた会社の名刺の裏に、自分の名前と住所を英語で書いて渡したのをすっかり忘れていたのだが。

阪神大震災がおこり、10日間後にとりあえず出社したとき、朝一番の朝礼中に会社の電話がなる。                                                      出てみると、片言の英語で「ハロウ、ハロウ、マリ?マリ?」と、男性がさけんでいる。

一瞬なにかのいたずらかと思ったが、必死な感じの呼びかけに「はい、マリですがどなたですか?」と(朝礼中なので小声で)たずねた。

「去年、ミコノスで会ったニックだよ。マリの住んでいるところが酷い地震でたくさんの人が死んだとニュースで見た。それから毎日ここに電話していたんだ(会社の電話番号だとしらなかった)。

「生きているんだね、無事なんだね」と、遠くギリシャの牧師さまは声を詰まらせた。

一度しかあったことのない遠い国の友人を心配して、毎日電話してくれていたんだ・・・わたしは胸がいっぱいになって、朝礼中に涙がぼろぼろとこぼれた。

数日後、遠いギリシャから送られてきた小さな郵便のなかに、この木の十字架が入っていた。

「マリやまわりのみんなを守ってくれますように」と。

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2011年2月25日 (金)

写真集

Nec_2637 Nec_2638 先日、戸隠のスノウシューツアーでお世話になった師匠のびやさんから思いがけないお届けものが。

ツアーの写真を編集して、メンバーそれぞれの写真を選んで綺麗な写真集にしてくれてある。

スケジュールや、ツアーで歩いた森のなかの詳細地図まで。

こんなガイドさんめぐり会えないよー、本当に。

こういう心配りをぜひみならわなければ。

わたしは旅にはみっつの楽しみがあると思っている。

ひとつめは旅に行く前に準備してわくわくする楽しみ、ふたつめは旅の間の瞬間の楽しみ、そしてみっつめは旅のあと思い出しながら写真を整理する楽しみ。

みっつめの素敵な楽しみをありがとうございます、びやさん。

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2011年2月24日 (木)

夙川ヨーガクラス 3月開催日

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夙川ヨーガクラス3月の開催日は下記の通りです。

場所 香枦園市民館分館 阪神香枦園、JRさくら夙川から徒歩10分くらい

日時 3月2日・16日 水曜日10時から11時    

参加費 1回1000円(体験は500円)

持ってくるもの ヨガマットかバスタオル

指導 塚本真理

子供は何人お連れいただいてもけっこうですが、自己責任でケアしてください。
もちろん大人の方だけの参加も可能です。

先日ご質問がありましたが、体験してみたいお友達がいればお連れいただいて結構です。

レギュラー参加の方でお休みされる方はお部屋の予約の都合がありますのでこちらまでご連絡ください。

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2011年2月23日 (水)

北堀江ヨーガクラス 3月開催日

Nec_0036 3月のクラスの開催日は下記の通りです。

日時 3月1日・8日・15日・29日(火曜日)10時から11時半

場所 北堀江スタジオJUNX(こいずみ整骨院の隣のビルの3階)

参加費 1500円 (体験は1000円です)

持ってくるもの ヨガマットかバスタオル

お子さんは何人お連れいただいても結構ですが、それぞれ自己責任で他の方に迷惑をかけないようにケアしてください。
おもちゃは音の出ないものをお持ちください。

お問い合わせはこちらまで。

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2011年2月22日 (火)

どうか早く

Img_5439 終日外出していて、NZの地震のことを知りませんでした。

どうか一刻も早く、レスキューが動いて生き残った方々を助け出してくれますように。

駆けつけたい気持ちでいっぱいです。

阪神大震災でわたしの家も全壊し、たくさんの知り合いが怪我をしたり亡くなったりしました。

お水や食べ物を持って、大阪から自転車で友人たちが毎日お見舞いにきてくれたことは今も昨日のことのように思い出します。

わたしも、自分の今手伝えることを探します。NZにいるみなさんが一人でも無事に助け出されるように祈っています。

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2011年2月21日 (月)

大事なものは修理して

068 とても気に入っているテレマークの革靴、古いものなのだが、もう日本で手に入らないので手入れしながら使っていたのだが。

経年劣化でプラスティックのバックルが割れ、ビブラムソールもべろーんと剥がれてしまった。

ビブラムを剥がして靴の裏を見ると、職人さんが分厚い革をていねいに手縫いしている。

春の湿雪では靴の中までぬれてしまうのだが、やはり私はこの靴が大好きなので、いつもお世話になっているラパンブラン(スキー板メンテナンスやさん)へ相談に行く。

もうアゾロのテレマークシューズを扱っているところがないし、部品も10年たったらメーカー在庫もなくなるそうで、バックルはあきらめる。

「それじゃ、ソールは靴の修理やさんへもっていこうかな」という私に、「貼り方を教えてあげるから自分でやってごらん」と。

紙やすりをかけて、表面をざらざらにして・・・と店頭実習。

そうだよなー、できることは自分でやらなくちゃね、自分のお気に入りの道具だから。(手作りはまだまだ無理でも、修理くらいは)

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2011年2月20日 (日)

成長

066 067 最近入部希望者が増えてきてうれしいことです。

ヨーガ以外に体を動かすことをほとんど最近しなかったという新入りSちゃんと、ボルダリング3回目ながら光るセンスで「長く続けていらっしゃる方かと・・・」と常連さんに言われるMちゃん。

こつこつ型のSちゃんは一手一手頭を使いながら、じっくりと考えて登るタイプ(わたしにない能力)。

ついにクライミングシューズを購入したMちゃんは、体の軽さとしなやかさで、するすると。

ほんの数時間でも成長を感じるなあ。

雪解けのころのブナの芽吹きのよう。

ボルダリング部、参加者募集中です。もう少しあたたかくなったら外にも行きましょう。

参加してみたい方はこちらまで。

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2011年2月19日 (土)

もう十分や!

Nec_0028画像はその方ではありませんが・・・。

インドの相方先生からのレターニュースを読んでいるとぐっとくるお話があった。

インドのとある大学の先生のグルが、103歳まで生きて「もう十分や!」と言い、この世を去ったとのこと。

不老長寿とか、若返りとかアンチエイジングとかにとびつく人がほとんど。
もう十分やと言い切れる満ち足りた感じがいい。

山のガイドをしていた友人が数年前に亡くなった。
彼が最後に滑落した現場へ、好きだったワインを持ってさよならを言いにいったのだが。
なにか気配が感じられるかなと耳や心を澄ませたけれど、もうそこには彼はいなくて、山の空気にとけてしまったようだった。

思えばいつも「足るを知る」人だった。
山や川に身をおき、いくらでも世界のピークを目指せる実力があるのに、高い山より里山を好んで木の実を拾って静かに楽しむ姿が今も目に浮かぶ。

「自分はやりたいこと、やりつくしたからなー」と言いながら、いつも楽しそうにワインを飲んでいた。

「もう十分や!」というグルの言葉でふと思い出した。

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2011年2月18日 (金)

満月のしたで

Photo満月の夜はエネルギーがつよくなりすぎるためヨーガを行わないという流派もあります。

でもわたしはあの月のしたでゆっくり座ったり、呼吸をすることこそ大地と空のつながりを味わうヨーガだと思っています。
冬の満月というのはリンと冷えた空気のなかで神々しく、その光を眺めたり、部屋や雲を通してでも満月の存在を感じながら動くことはとても気持ちがいいから。

わたしたちの血液は海の水と近い成分で出来ているので、海水が月に引っ張られるように満月の夜は、わたしたちのエネルギーも脳天に向かってぐっと引き上げられるのです。
満月の夜に頭痛がおこりやすいのはそのエネルギーをうまく放てないからだといわれています。
背骨のまわりのナディ(プラナの通り道)を穏やかに広げ、頭頂までのひとつひとつのチャクラの流れをよくして、通りのいい身体にしましょう。

満月の夜は静かに座って瞑想するととても気持ちがいいものです。
クラスのなかでは限られた時間しか瞑想にあてられませんが、どうかみなさんおうちでも自分の好きな場所にゆっくり座ってあの宇宙的な光をあじわってください。

こんな夜は、ブラーマリー呼吸で整えたあとはOmkar(Pranava)を。
自分の細胞や骨や髪の毛が静かに共鳴するくらいの小さな低い音で「Om」と響かせてみてください。
大地に響き続けている「Om」という音が聞こえるかもしれません。

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2011年2月17日 (木)

びやさんの手作り

Nec_2604 Nec_2605 Nec_2625ピノキオに飾ってあるしぶいスノウシューも、北信五岳の山地図も、遊びの師匠のびやさんの手作り。

私が最終日にお借りしたスノウシューもそうなのだが、時間をかけて土台となる木を曲げていって(急ぐと折れてしまうのである)、じっくりスノウシューの形にしてゆく。

スノウボードのビンディングを取り付けてあるので着脱もとても楽だ。

まだ木が生きているので、堅牢なのにほどよくしなり、とっても歩きやすい。
アルミの市販品より、雪になじむ気がする。
森のもので作られているからかな。

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2011年2月16日 (水)

摩耶ビューライン存続が決まりました!

Nec_2633神戸新聞に嬉しい記事が。

2年前から山頂でヨーガを開催させていただいている六甲摩耶山のビューライン(ケーブルとロープウェイ)の廃止が決まっていたのですが、地元のみんなの声でその決定がくつがえりました。

子供連れや、パーキンソン病の方が「来年から参加出来ないかもなあ」と昨年つぶやいていたのですが、摩耶山存続委員会の有志の方々の努力や、ブログを見て神戸市に手紙やメールを送ってくださったみなさんのおかげで存続決定というとても嬉しいニュースが届きました。

声を届けてくれたみなさん、ありがとう。

さあ、春の声が聞こえはじめる来月くらいからまた、摩耶山の気持ちのいい山頂でヨーガを始めます。
空に近いところで、胸をいっぱいひらきましょう。
日程は天候や気温をみながら決めていきます。
お楽しみに。

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2011年2月15日 (火)

笑いヨーガ

P2120725P2120714 インドや日本で流行っているわざと笑うヨーガよりも。

人は楽しいと自然に笑顔になる。

ピノキオでの夜、布団のなかでニャオコちゃんがえんえん笑っている。
なんだか楽しさが止まらないらしい。

「くすくすくす・・あははははは・・・
(音がやんだら)
ぐーっ、すーっ、ぴー」。
幸せな眠りかただなー。
これこそ笑いヨーガ!

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2011年2月14日 (月)

白いお姫さま

P2130757 P2130761 P2130763 P2130766 P2130765 P2130767P2130770 P2130770_2 午前中の短い時間だけど、ピノキオの裏の一の鳥居から飯綱山へ。

青い空に輝く飯綱山は白いお姫さまのように美しくて、見とれてしまう。

雪の積もった木の上を歩いて飛び降りる。

尾根から沢筋に向かって駆け下りる。
道なき道を歩き回って、楽しい雪のお散歩終了である。

雪の森や山での遊びを教えてくれて安全にガイドしてくださったびやさん、自称130歳まで楽しんで生きるテラちゃん、そしていつもあたたかくみんなを迎えてくれるピノキオの園長さん、チズコさん、素晴らしい経験をありがとうございました。

忘れられない雪遊びになりました。

また里帰りします!

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2011年2月13日 (日)

おいしいもの

P2120737 P2120741びやさんが、ちゃんとホットワインまで用意してくれて幸せなお昼ご飯。

どんな高級レストランのランチよりこのカップ麺が。

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2011年2月12日 (土)

雪の森の遊び

P2120702 P2120715 P2120721 P2120730 P2120731 P2120756森でみんなやりたい放題。

ぶどうのツルにぶら下がったり、雪で埋まったお稲荷さんを掘り出したり。

凍った池の上で倒立までしてしまうびやさん。








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2011年2月11日 (金)

雪の森へ

P2120669jpg_2 P2120680 P2120689 P2120690 P2120700 P2120701 P2120749 P2120752 P2120746ピノキオに里帰りして、戸隠奥社から鏡池までの雪の森へ。

ガイドのびやさんとテラちゃんが、雪遊びが全く初めてのみんなにスノウシューのはき方から歩き方まで丁寧に指導してくれて、小雪降る美しい森をみんなで歩き出す。

5分もすればみんなスノウシューになれて、早い早い。
トレースのついていない新雪を思い思いの方向に歩く。

自分の木をきめて、ビッグハグをして無事に森から帰れるようにお願いする。

凍った鏡池の真ん中にある古木までみんなでダッシュ。
大地と遊ぶのが一番楽しい。

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2011年2月10日 (木)

ラベル

Nec_2389友人がラベルを書いた新酒をプレゼントしてくれた。(毎日お酒の話だけど)

時間は作るもの

金は使うもの

そして人生は楽しむもの

(まったくその通りです・・・)

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2011年2月 9日 (水)

新酒の季節

Nec_2573 Nec_2574 Nec_2575滋賀の岩場の近くにある小さな酒蔵「畑酒造
さんの大治郎。

新酒のおいしい季節は毎晩メニューを考えるのが楽しい。

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2011年2月 8日 (火)

藍の作品

Nec_2601藍染の職人の友人にショールをお願いしていたら、「このなかから選んで」とたくさん作品を送ってきてくれた。

どれもこれも天然藍で染めた手の込んだ美しいものばかり。

せっかくなんで、週末の戸隠雪遊びにも持っていきます。
手にさわってその風合いを味わってもらいますね。
お楽しみに。

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2011年2月 7日 (月)

お元気チームと

Nec_2577前日、ボルダリング部活のあと飲み部部活で身体にアルコールが残っているのを感じつつ、5時起きでまたハチ北へ。

今日はお元気チーム(77歳ペア)とご一緒に。
数日の好天で雪がしまり、黄砂のせいでゲレンデも黄色っぽく感じる。
重くて硬い斜面、難しい雪なのだが、お元気チームが突っ込んでいくので、「転んで骨折でもしたら・・・」と必死で追いかける。

非圧雪の樹林帯にもばんばん入って、木にからまって笑っている・・・。
いやーホントお元気で!

スキーのあと、車のなかでワハハと笑いながら(えんえんしゃべっている)一杯ひっかけている。

絶対、100歳すぎてもこの調子で滑っているんだろうな。

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2011年2月 6日 (日)

部活 新人さん大活躍

Nec_2594 Nec_2595 Nec_2596ボルダリング初回のマツコとTちゃん、そして今日が二回目のミエちゃん。

全員ヨーガを日常的にやっているので身体も柔らかく、体軸もしっかりしている。

新しい遊びが楽しいのか、ちょっと腕が張ってきてもぶらぶらと振って乳酸を撃退しつつ、休まずに登る。(元気やな)

レベルが同じくらいの人とセッションすると成長が早い。
4時間ほとんど休まず登って、その後は飲み部のハッピーアワーへ。

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2011年2月 5日 (土)

春の使者

Kokopeliココペリが笛を吹き鳴らすと
春がくるという。

笛が響けば、木々はめばえ
花がさきみだれ
生き物は喜んでわらう。

ココペリの小さな笛の音がきこえはじめた。

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2011年2月 4日 (金)

ビッグハグを

Img_5255 Img_5257昨日の岩の神様のつながりで思い出すことがある。

ニュージーランドに住んでいたころ、トランピング(NZではトレッキングをそう呼ぶのだが)していて教わったことがある。

「森に入るときはどれでもいいから自分の木を決めて、その木にビッグハグをして、祈りなさい。
今から森に入らせていただきますが、どうか守ってください、そして無事に帰らせてくださいと。
そうすればその木があなたを守ってくれるからね。」と、そのように地元の人に聞いた。

それからは、どの森や山や海に入るときも挨拶とお願いをすることにしたのだ。
森や山なら木に、川や海なら水に体をひたして。

これは、ヒンドゥならシヴァ神やヴィシュヌ神、仏教なら仏様など、自分の信じている神様に手を合わせるのと同じで、そこかしこの木々を通しておおいなるものへ手を合わせるわたしのささやかな儀式なのである。

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2011年2月 3日 (木)

岩の神様のひとりごと

Nec_2583民話を拾遺するのが私の気長なライフワークのひとつになっている。

地方に行くたびに、そのエリアでの小出版社の民話の本などを探したり地元のお年寄りにお話をきいたり。
日本でも海外でも共通して興味深いのが、龍(ドラゴン)の存在である。
誰もみたことがないのに、世界各地にその伝説が残っているなんて。

日本でも龍の子太郎(龍のお母さんが人間の子供を育てる)のお話は各地の沼や池に存在する。
誰もみたことがない、天と地をつなぐ生き物。
きっとわたしたちの遠い記憶のなかに刻まれている実在の生き物だったのではないか。

さて、龍とは関係ないのだが、先日花崗岩選手権で子供たちと岩を登っていて思い出した民話がある。

昔から岩には神様が宿るとされ、御神体として祭られることが多い。
ある村で子供たちが毎日村の岩に登って楽しく遊んでいた。
大人たちはその岩は御神体だからと、ある日子供が登ることを禁止するのだ。

岩の神様は、実は子供たちと毎日遊ぶのがとっても楽しみだったので、誰も来ない日々がさびしくなって、岩遊びを禁止した大人の夢枕にたち(たしか大人は罰があたって熱を出すのだが)、子供たちと遊びたいから禁止しないでくれと伝える。
そして、村ではまたみんなが岩で遊ぶようになるというもの。

御神体だからさわっちゃダメというのではなくて、どんな気持ちでふれあっているかではないかと私も思う。
岩をさわるとき、私はいつも遊ばせてくださいねって心で挨拶することにしている。
山や森に入るときも。
そんな気持ちは実は通じるのではないかと思っている。

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2011年2月 2日 (水)

シダと花崗岩の森

Nec_2590 Nec_2593 Nec_2584 Nec_2588ご近所のシダと花崗岩の森(北山公園だ)に、普段登らないエリアの岩を見に行く。

この寒さで北山の池も凍っている。

山頂付近から見下ろして、岩が見えるエリアに藪漕ぎでつっこんでいくのである。
枯葉の渦を踏むと霜がバリバリと音を立てる。
シダを左右にかきわけながら、目的の岩に到着。

とても綺麗な岩。

百舌が空気を裂くように鳴く。

寒いけれど、身体のなかが浄化されたようにすっきりと気持ちがいい。

冬の山は静かだ。

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2011年2月 1日 (火)

北甲子園口市民館 2月開催日

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2月のヨーガクラス開催日は下記のとおりです。

身体も心も春にむかってどんどん伸びやかに開きはじめています。

大きくのびのびと動きましょう。

場 所 北甲子園口市民館
     松並公園内の市民館の会議室

時 間 2月3日・10日・17日
     木曜日 10時から11時

参加費 お部屋代の募金500円

持ってくるもの ヨガマットかバスタオル 飲み水

指 導  塚本真理

お問い合わせはこちらまで。

Photo

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