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2010年11月16日 (火)

カイヴァリヤダーマ滞在記 グル

Pb100115カイヴァリヤダーマでの最後の夜、廊下をうろうろしていたら、いつも優しく、わからない言葉を教えてくれたムンバイ在住のインド人のお母さんに話しかけられる。

インド英語は難解だが、彼女はとてもきれいなわかりやすいクイーンズイングリッシュを話す。
マレーシア生まれで結婚後インドに移住することになったが、それまでは学校の先生をしていたそうだ。

「マリ、今の授業わかった?」
「えーとほとんどわかりません」
「そうでしょう!インド人のわたしたちでも聞き取れなかったんだから。
でもわかる範囲で教えてあげるわ」
と、いつも助けてくれていた。

食堂でこの食べ物はなんだろうと首をひねっていると、親切に教えてくれる。

「マリの夢はなんですか?」
「夢というか、わたしは今知りえたことを出来るだけたくさんの人に伝えていきたいです。」
「自分のヨーガスタジオをもちたくないの?」
「うーん、それはどっちでもいいです。
伝える場があればいい。」

そうか、と納得した彼女は、動機がただしければ夢はかなうでしょう。
夢に向かう途上で、曲がり道や戻り道があっても、それは必要があるから神様が用意したものです。
うらんだり、逃げ出したりしてはいけませんよと。

マレーシアから家同士の政略結婚のようにインドに嫁がされた彼女は、当初とても辛い日々をおくっていたそうだ。
なんでも買ってあげようと言った旦那様に、それならフルーツ一籠だけくださいと言い、引きこもりの日が続いたらしい。
あるとき、インドのとあるヒンドゥの聖人(グル)と偶然ご縁がつながり、彼の生き様に感動して自分も何か人の役に立って生きようと穴ぐらから出てきたんだと。

一枚のやさしく笑ったおじいさんの写真をわたしにくれて、「これがわたしのスピリチュアル・グルよ。グルの上は神様。」
翌日わたしが行くプネーという街にそのグルが住んでいるそうだ。(もうすぐ100歳、入院中)
「あえなくても遠くから手をあわせるといいわ。
彼はそんなみんなを守ってくれるからね」と。

無事に日本に帰るのよ、ご縁があればまた会いましょうと握手して分かれた。

スピリチュアル・グル(心の師)の上は神様か。
そんなグルとのめぐり合いもその人の引き寄せる縁というものなんだな。

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コメント

毎朝のヨーガで心の師を思いながら手を合わせてみます!!朝ヨーガすると気持ち良い1日がすごせます 心の師を思いながら手を合わせると…元気いっぱいになれそうです

投稿: ヒーコ | 2010年12月 3日 (金) 20時50分

素晴らしい!
ヒーコさんにはちゃんと心の師がいてくれてそれはとても幸せなことやね。
ヨーガクラスの時間だけではなく、毎日のそんな祈りこそヨーガです。
元気をみんなにもふりまいてあげてください。

投稿: MARI | 2010年12月 4日 (土) 07時39分

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