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2010年11月15日 (月)

カイヴァリヤダーマ滞在記 プージャ

Pb120162 Pb070078毎晩カイヴァリヤダーマの敷地内にあるスワミジ クティ(スワミジのおうち)で行われるプージャ(火の儀式)に参加させていただく。

静かに手を合わせて無言のままクティのお部屋に入る。
目が合うとにっこり笑ってくださる優しそうなマタジが、儀式の準備を整えてあたりを浄め、響き渡る美しい声でマントラを唱えながらプージャが始まる。
いくつかのマントラが続く。
さすがインドの人はマントラを知っている人が多い。
私が覚えていたのはガヤトリーとマハムリチュンジャヤだけだったが、火がおこり、そして消えていくまでえんえんとこのマントラを唱えているので、わたしもずーっと火を眺めつつ唱えつづける。

だんだん咽喉ではなくて私の身体のなかから声が出てくるようになる。
すこしずつみんなの声がうねり、場の力があがっていくような気がする。
渦巻くような儀式のあと、甘いお菓子をいただいて(右手でいただく。左手は差し出してはだめ)一口でいただいた。
真っ暗ななか、クーヴァラヤナンダ・ジのサマーディ(お墓)におまいりする。
ここは静かだ。

やはりこのヒンドゥという根っことの結びつきをなしにして、ヨーガは語ることはできない。
ヨーガの知識や表面だけを切花みたいによその国に持っていくだけでは、目に見える木の枝葉の部分だけを移植するようなものだ。
だからと言って、儀式をよその国のほかの宗教のものがただまねるのも滑稽である。
ヒンドゥ教徒として生まれ、その祈りが常に生活とともにある土壌。
その人たちが神をたたえ、ヨーガの学びの機会に感謝し、マントラを唱える。
そのもののもつ力はその場にいかないと感じられない。

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