癒しはひとの力によるものではなく
「心の治癒力」
瞑想に魅かれ、自分でも静かな時間を持ちたいと思っている方々にこれは素晴らしくわかりやすい入門書である。
とても簡単な言葉で書かれているが、あまりにも一文一文の内容が濃いため、何度も反芻して読み返した。
瞑想にむかってどんな風に自分のなかで準備していくか、その実践の仕方、肉体の不調和との向き合い方、自然界の五元素、内なる無限の癒しのエネルギーの目覚めさせる方法など、知りたいことが凝縮されて簡素な言葉で語られている。
チベット仏教ニンマ派の高僧の転生化身として生まれた著者が、顕教、密教を土台に瞑想についてみんなに語りかける書である。これは宗教にかかわらず、人生の傍らに置きたい書だ。
「癒しを外や他人に求めるのではなく、あなたのなかにあることに気付きなさい」と。
わたしが、いつも胸に抱いている一節がある。
自然の光を喜び、感謝することは、気質や瞑想の熟達度にかかわらず、誰にでもできる。
太陽の光。
一日、そして一年の季節によるその微妙な変化。
美しい日没。
月の光。
星の光。
一日のなごりの柔らかい輝き。
日常のきまりきった作業を続けながら、宇宙的な光をわすれずに意識していられれば、自信と強さが得られる。
これが瞑想である。
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