揺り動かされる夜
ミューラシアでのタブラがあまりにも素晴らしく、そしてもっと聴きたい!と思ったので、翌日チャクラでのライブに向かった。
チャクラもその名の通りとても不思議な空間で、大きな梁の古い民家を上手に改造してとっても素敵な空間に仕上がっている。
ここには以前、「地球の上にいきる」の作者アリシア・ベイ・ローレルのライブで来た事がある。
壁にはシヴァ神とサラスヴァティ。
その横でルンタがなびいている。
売上の一部をチベット難民部落に送っているのよとオーナーさんに聞いた。
難民の里子にもなっているそう。
ささやかな一助になるように私もシャツとヘンプのパンツを購入。
シタールの田中さんとアリフくんのセッションが始まった。
自分の血のなかの太古の記憶が湧き上がってくるのがわかる。
目を閉じて聴いていると、身体も心も大きく揺り動かされてもういまどこにいるのかわからなくなる。
どこか遠くの空間にいるのか、水の上に浮いているのか。
過去や未来や時間の感覚までがとけてなくなったところでライブが終わった。
揺り動かされる素晴らしい夜だった。
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