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2009年8月 9日 (日)

そばにいつづけるということ

P8050358昔一緒に沢登りに行った親戚のリョウちゃんと久しぶりに再会。
もともと東京出身だが、お仕事の都合で奈良に今は住んでいる。

さんざんビールを飲んだので「泊まって帰ったら?」と言っても、「子供たちが待っているので」とにこにこして帰っていった。
彼にはまだ子供はいないんだけど、お仕事上での子供たちということ。

彼は児童厚生施設で住み込みで働いている。
何度も少年院を出たり入ったりする子供たちと朝から晩まで一緒に暮らす。
年代もまちまちなので、勉強も教えるし、ご飯ももちろん一緒。
生活をともにしながら叱ったり、ご飯食べたり、お風呂に入ったりして家族のように暮らすのだ。
「24時間仕事ってことだよね」というと「まあそうですね。最初は教師になろうと思っていたんですよ。でもなにか縁があってこんな風に流れにのって出会ったお仕事なので、これも大事にも思っているんです」と。

人を大きなわかりやすい力で導くのではなくて、ただそばにいつづけるということ。
とても忍耐力や愛情が必要だ。
そんな子供たちの待つところに急ぐ彼の後姿を見て思った。
彼は人事部に選ばれたんじゃなくて神様に選ばれたんだ。

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コメント

ほんと天職っていうんでしょうか?
人格が高くないと勤まらない仕事だと思います。
まじめなリョウくんだから出来るのでしょうね~。
そんな話を聞くと私もピリっと頑張らないと・・・って思いました。
それを維持するのにも一苦労ですけど

投稿: ユカリ | 2009年8月10日 (月) 23時22分

あれは天職だと私も思います。

そうなるべくしてこのお仕事に就いたという気がするよね。縁のようなもの。
夏の太陽のような強い力ではなくて、春の陽だまりみたいなやさしい光を感じたよ。

どんなに時代が進んでも、人の心に添うのはやっぱり人なんだよねえ。

投稿: MARI | 2009年8月11日 (火) 06時43分

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