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2009年8月 3日 (月)

I shall be released

Nec_1122ボブ・ディランの「I shall be released」という曲が好きだった。

でも日本語に訳そうとすると、なかなかうまく仕上がらない。わたしの中で日本語が熟していないという感じで伝わる言葉に置き換えられない。

以前勤めていた会社の英語を日常的に使う部署の人に「とても好きな歌があるんだけど、訳してくれませんか?自分では納得のいく訳ができないので」とお任せしたことがある。

それで結果からいうと、(頼んでおいて失礼な話だけど)直訳でギスギスした全く心に響かない言葉の羅列だった。
それで、ああこの人はボブ・ディランが別に好きじゃないしだからこうなるんだよなと納得したことがある。

それからところどころで「I shall be released」に出会うたびにいい訳とめぐり合わないかと探してきたが、なかなかかなわなかった。

先日山岳部の顧問のH先生が「忌野清志郎追悼番組」をDVDに録画して送ってくださった。その中に、清志郎が自分の訳でI shall be releasedを歌うシーンがあった。
これは・・・と思わず動きが止まるくらい素晴らしい言葉。
彼がどんなにこの曲を愛して、自分の言葉にのせて改めてメッセージを送っているかびんびん伝わってくる。

ジョン・レノンの「Imagine」も清志郎の訳を超えるものはもうこれから出てこないだろうと私は思っている。
翻訳がうまいかどうか英語を知っているかどうかじゃなくて、その人がその曲をどんなに愛していて、自分の血や肉となっているか、それを自分の言葉にのせられるかなんだよな。

ありがとう、清志郎。

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