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2009年7月14日 (火)

思い出すこと

Nec_1281昨日のくりぼうさんのコメントを読んでいて思い出すことがあった。

小学生のときのこと。
夏休みの理科の自由研究を夏休みの最後の最後までやっていなくて、30日にはてどうしようと行き詰まり、そのころ噴火して騒ぎになっていた有珠山の模型でも作ろうと思い立った。

ベニヤ板の上に紙粘土で山を作り、(かなり紙粘土を使って一人では持ち上げられないくらいの重さに・・・)すっぱり半分に切って断面図がわかるようにした。
絵の具で色を塗って、マグマなどは段階別に色をつけ、まあ見た目は面白く出来上がったのだがなんせ直前に作っため、紙粘土の中の部分が全然乾かない。

でも9月1日になってしまったので、ふうふう息をきらしながら両手でその有珠山を運んで登校した。
やれやれと机に置くと、友達がみんなよってきて、「なにこれー」と触る。
まだ生乾きだから、力強く子供が触るとへこむ。
みんな面白がってどんどん手をつっこんでついに有珠山は色つき紙粘土の塊になってしまった。
泣き出しそうな私に、先生が寄ってきてかわいそうとも言わず、みんなを叱るでもなく「有珠山が噴火してこうやって表面も変わっていくんだよね。地球が出来たときもこうやって山が出来たり海が出来たりしたんだよ。でもまだ地球は生きているからどんどん変わる。新しい島も山も出来たりなくなったりしているかもね。こうやって自分の手で地球の流れを楽しめるのはとてもいいね」とみんなに向かって話した。

そしてつるっと私の頭をなでて、「面白いよこれ」と。(ぐちゃぐちゃの紙粘土だけど・・・)
なんか哀しかった心がとても嬉しくなったのを覚えている。

先生の言葉の選び方や発想の転換、今思えばすごい先生やなあと改めて思う。
そのときわたしが先生だったらそんな風にいえるかな。
まあこんな先生との出会いが心に残っていしずえになっていることに感謝しなければ。

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コメント

まり先生、こんばんわ。
私もちょうど今日「先生ネタ(?)」を
書いたところでした。
良い先生との出会いって、ホント人生の宝ですよね。

ところで明日レッスンにお邪魔しようと
楽しみにしていたのに、このところ膝のあたりを
傷めているので、泣く泣く安静にして過ごします・・・

投稿: 店長 | 2009年7月16日 (木) 00時47分

人との出会いやつながりが人を育てるんですよね。
私も20代はなんにでも首をつっこみ、30代にだんだん方向性が決まって、40を超えてから天命を知るというかだんだん地に足がついてきた気がします。
店長にはぜひ「先生」になってもらいたいよ。

ところで膝どうしちゃったのかな。
オーバーストレッチだとしたらまあ10日くらいでよくなりますよ。
またお会いできるのを楽しみにしています。(冷房もよくないからね)

投稿: MARI | 2009年7月16日 (木) 06時59分

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