うたがみえる きこえるよ
文章のまったくない絵本なんだけど、わたしはこの「うたがみえる きこえるよ」が大好き。
以前ニューシーランドで暮らしていたのは、美しい山の麓で湖にも近いちいさな田舎街だった。
冬にはマイナス20度にもなるけど、森の気配がとても心地よい場所。
風や雨や森の音で心はずいぶん満足していたんだけど、あるとき何かが物足りないと感じた。そう、心のうるおいのようなもの。
音楽がほしいなあと思った。
家にはCDプレイヤーがなくて、好きなときに好きな音を聞くことができなかったのだ。(ラジオは聞けるけど)
それで、大きな町に行って安価なCDプレイヤーを購入し、ショパンのピアノ、ジャズ、ボサノヴァなどいろんなジャンルのCDもたくさん買いこんできた。
その日のわたしの気持ちをこの絵はとてもよく表しているなあとぼんやり思い出す。
音が生活にカラフルな表情をそえてくれて、心がとっても満ち足りたのだ。
この世界が生まれたとき、聖音オームとともにあったという。
わたしたちの記憶や血のなかの遺伝子にも音のヴァイブレーションが残されている。
すきな音を身体に響かせることもすばらしい波動の癒しなんだろう。
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