« キルタン サットサンガ | トップページ | ブルブルくんと »

2009年5月 6日 (水)

ヒマラヤ国際映画祭

Nec_1116ヒマラヤの自然や伝統文化、環境問題、紛争、チベット問題などヒマラヤから発せられているさまざまなメッセージを伝える国際映画祭。
2003年アムステルダムに始まり、2006年と2008年東京でも開催された。
そのなかでも厳選された30本の映画が京都と神戸にやってきて、今日がその最後の日。

どれも見てみたい素晴らしい内容なのだが、仕事のあとかけつけて新長田の小さな神戸映画資料館(38席)で「チベット難民ー世代を超えた闘い」をみる。

小さな映画館の壁には今のラサの様子やダラムサラでの様子などチベット写真家が撮影したドキュメント写真が飾られている。

映画の内容はちょうど3月に訪れたダラムサラに始まった、チベット難民の第三世代を中心に広がるチベット解放への願いとその平和行進のドキュメント。

広大だったチベットという国は今はもうない。
50年前、鉱物資源に目をつけた中国政府にあっさり抑圧侵略されてしまったからだ。
仏教のなかでも非暴力はもっとも大事な信条であるチベット人は、武力でさからうことも出来ず、ラサは漢民族に完全に抑圧された。
「宗教はアヘンである」と考える中国共産党政府が、チベタンが崇拝する政治・宗教の最高指導者ダライラマ法王をとらえようとしたために、危険な雪のヒマラヤを越えて、法王がインドのダラムサラに亡命されてからちょうど50年である。

今もし日本の資源に目をつけた他国にあっさりここを奪われ、追い出されたとしたら私たちはどう思うだろう。世界にちりぢりになりながらも大事に日本文化を守りつつ、いつか日本に帰れる日を夢見ながらどんな運動をしたらいいのだろう。
武器をもって侵略された土地を武器をもたずに非暴力のままとりかえすのはとても難しいことだろう。

ダライラマ法王は高齢にもかかわらず、年間の8ヶ月を他国でチベットの現状を説明する法話の時間に費やしていらっしゃる。
たしかにこれが長いけれども最短の道かもしれない。
武器は使わず、とにかくたくさんの人に現状を知ってもらうのだ。
まわりから中国政府を変えてゆくしかないのではないか。

私の出来ることは募金だけじゃなくて、こうやって少しでもメッセージを発していくことだと思う。
ダライダマ法王の非暴力による対話は、今までの戦争のように死の商人(武器を売る国)の入り込む余地がない。
ガンジーやジョンレノンや清志郎のようにとにかくメッセージをみんなに伝えていこう。

|

« キルタン サットサンガ | トップページ | ブルブルくんと »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ヒマラヤ国際映画祭:

« キルタン サットサンガ | トップページ | ブルブルくんと »