インフルエンザに対してできること
インフルエンザの警戒レベルがフェーズ5に引き上げられた。どんどん変異しながら広まってゆくこのウイルスに対症療法の特効薬をつくるというのはかなり難しいことだろう。後手後手にまわることになるからだ。
報道の取り上げ方で、猛威におびえるひとも多いだろう。
確かにこうなってしまったら、世界的大流行がやってくるのは時間の問題だとは思う。でも、不必要におびえず自分のできることをやりましょう。
自分の免疫力を高めておきましょう。もしウイルスがやってきても、乗り越える力があればいいのです。
①目や鼻やのどなどの粘膜を清潔に保つ。(粘膜は直接外界と接しているところなので、常に雑菌がはりついても洗い流せるように潤っていなければなりません。外から帰ってきたら、手洗いだけではなくジャラネティで鼻やのどを洗います)
②鼻呼吸をこころがける。(外では必ず口を閉じて鼻から呼吸します。鼻にはほこりを取り除く鼻毛や、冷たい空気をあたためたり、乾いた空気を湿らせるすばらしい浄化機能がそなわっているのです)
③正しい姿勢を保つ。(座っているときも立っているときも、背中を丸めない。脊椎をまっすぐしなやかにして血液やリンパ液の流れを常に良好に保つ。背中が丸く内臓が窮屈になると臓器の働きも悪くなるのです)
④体を冷やさない。(冷えと免疫力は直結しています。体が冷えると抵抗力はとても低くなるので特にお腹は腹巻などを使って冷やさない。できるだけ温かいものを飲食する)
⑤空気を入れ替え、おひさまを浴びる。(ウイルスが入ってくるからと部屋を閉め切っては、気が滞り、かえって雑菌を繁殖させてしまいます。朝はとにかく家中の空気を入れ替えて気の流れをよくし、朝のおひさまを浴びましょう。日光はとても殺菌力があります。また適度な時間の日光浴は体のなかにビタミンをつくります)
このいくつかの簡単なケアにプラスして、常に深くて長い呼吸をこころがけます。ピリピリとした交感神経優位の状態から、ゆったりとした副交感神経優位の状態に切り替えるだけで、体内の白血球を良好なバランスに保つのです。
浅くて早い息は交感神経を高めます。ぜひどんなときもゆっくりといい息を。
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