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2009年3月22日 (日)

ダラムサラからカシミールへ

Img_4566 Img_4567 Img_4569 P3220123Img_4592 早朝6時前にナムギャル寺院に向かう。
お堂でしばらく座禅させていただく。
遠くから僧侶の声明が聞こえてくる。
とても静かだ。

ダラムサラの近くのBhagsunathというところに滝があるらしいので、散歩がてら歩いていく。
滝まで約一時間。
まだ沢は雪解けしておらず、滝の水もちょろちょろと言う感じ。
巨岩に触れながら沢筋にそって川をおりる。
川では僧侶たちが洗濯をして僧衣を岩にほしながらゆっくり過ごしていた。

ホテルでグルザードにトレッキングルートの相談をしていると、ヒマラヤに興味があるならとてもいいところがあるんだけどなと言う。
「ただ、ちょっと遠いんだけどね、でも天国のようなところ。」
「どこなのそれ、歩いていけるの?」
「歩いては無理。ここからは車で13時間くらいかかる。カシミールの小さな村、Pahalgam(パハルガム)に僕の山小屋がある。
標高は2500メートルくらい、そこはヒマラヤトレッキングのベースとなる村なんだ。もし興味があるなら行きのジープやガイド、帰りのデリーまでの飛行機も手配できるよ」と。

車や飛行機、宿代とガイド代金全てこみで500ドルと言われたが、ちょっと料金的に無理だ。

でもカシミールはこのところのインドパキスタン間の政情不安でかなりホットなエリアだし、日本からでは情報がなくて(行くなと書いてある)なかなかチャンスがないと入れない。確かに列車のなかで地図をながめていて、このあたりにいけるといいなあと話していたところだったからあまりの偶然にどきっとしたのだが。

しばらくねばって値段交渉し、ジープを小さな車に変えて(アルトだった・・・)一人300ドルまで下がった。デリーまでの飛行機だけでも100ドルだから、これ以上は全く自分の利益がなくなるし下げられないという。

ダラムサラより北に行くとは思っていなくて、それほど温かい服装を持ってきていないがなんとかなるだろう。それよりこういうきっかけがないとカシミールは今後行く機会がないかもしれないと決断して、深夜から旅立つことになった。ダラムサラで6日間くらい過ごす予定でいたが、大急ぎでパッキング。

シンギングボウルを売っているお店によって(何度もよって色々触らせてもらっていた)、購入するもの選び。ダラムサラで売っているからといって、質の高いシンギングボウルばかりでは決してないのだ。仏具としてのシンギングボウルはたくさんのメタル(鉱物)をミックスしてその大地の力を練りこんであるもの。手にとって鳴らしてみるとその違いがわかる。安価なものは5種類以下のメタル、持ってみた重みも音色も異なるのだ。

「ザナスカルの谷に住むチベタンの民が、昔からのやり方にしたがってきちんと作っているボウルをひとつづつ自分で鳴らして仕入れてくるんだ」と店主が言う。そして「どういう目的で欲しいんだ?安いお土産を記念にほしいのか、それとも質の高いものを選びにきたのか?それによって薦めるボウルは全然ちがうんだ」と。

自分のために納得できるこれはというボウルがあれば欲しいというと、いくつか新たにボウルを出してきてくれて「これは今回の旅で買ってきた自分のお気に入りだ」と。

床に座り込んでじっくり演奏させてもらう。余韻のながいなんて素晴らしい音。そしてシンギングボウルとの相性というのも確実にある。「きみがボウルを選ぶのと同じように、ボウルもきみを選ぶんだよ」と言われた。結局18種類のメタルの入ったボウルで自分の身体や心にあうものをいくつか選ぶ。

いい買い物だった。(2時間もたっていた)  その後どうしても欲しくて気になっていたタンカやさんへ。カーラチャクラのタンカのみ見せてもらう。ここは村では一番たくさんのタンカを扱っていて、カーラチャクラだけでも100枚を越える。もちろんすべて手描きだが、ダラムサラのチベット人のタンカ絵師から買い取って彼らに売上の何パーセントかが入るようにしているとのこと。これも質はさまざま。やはりマスター(先生や高名なラマ)の描いたタンカはものすごくディテイルがこっていて美しい。

これも眼が釘付けになったラマの作品は高価だったが、とてもおいて帰れないくらい気に入ったので思い切って購入。それと何枚か生徒さんの作品もゆっくり選ぶ。

あっという間に時間がたって出発間際になってしまった。21時半にアルトで(13時間)旅に出る。

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