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2008年12月28日 (日)

SEX PISTOLS

久しぶりにラジオからセックスピストルズの曲が流れてきた。

ずいぶん忘れていたがふと思い出したことがある。

学生時代、同じゼミにセックスピストルズが大好きなEくんという一風変わった男の子がいた。
今思えば別に見た目がパンクというわけでもなく、個性的で面白い人柄なんだけれど、ちょっと固い雰囲気のゼミには溶け込みにくそうだった。
わたしはそんなEくんにも試験前にはノートを見せてもらっていて、(他の人は誰もEくんには頼まなかった)ノートに描いてある前衛的な絵がとても面白いので気に入っていたのだ。

ある日ゼミで冊子を作ることになって、自己紹介ではなく「他己紹介」をお互いにすることになった。誰かを選んでお互いにその人を紹介するというものだ。
それで、Eくんだけが一人余ってしまったので「わたしが2人分書きます」とEくん紹介も引き受けたのだ。

まあみんな当たり障りのないことしか書かないんだけど、「Eくんは、見た目は普通やけどちょっとヘンコで無口でセックスピストルズが好きでものすごく人を惹き付ける絵を描いて人とおしゃべりするのは下手やけど、才能はある。」と書いておいた。
配られた冊子をじっと眺めているEくんを見て、ちょっと気分悪くしたかなと思ったけどまあいいやとしらんぷりしていたのだ。

翌週。
ゼミが始まる前に教室に入ると(いつも時間ギリギリか開始後入っていたけど)、みんながものすごくざわついていた。
「何、なにどうしたの?」というと、みんなが黙ったまま黒板を指差した。
黒板には・・・一面にものすごい感情の吹き出たような興味深い絵が。
わたしには一目でEくんの仕業だとわかった。
Eくんは静かに下を向いている。
誰かが消そうとしたが「もったいないやん、教授に怒られるまで残しておこうよ」とわたしが言うと、みんなも不思議そうに席についた。
教授は「あれれ」と目を丸くしていたが、「まあ今日はレジュメがあるし、ちょっと飾っておきましょう」といった。
わたしも下を向いてクスっと笑った。

Eくん開放伝説はこの後続くのだが今日はこれぐらいで。
こんな遠い思い出をふと思い出したのだ。

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コメント

EくんとかOちゃんとかまりさんの回りは不思議さんがいっぱい。続きを楽しみにしています。

投稿: みちよ | 2008年12月28日 (日) 10時28分

そうですね、今思えば不思議さんはいっぱいいますねえ。ういろうのOちゃん伝説も書きたいんですけれど、これもまた改めて。

投稿: MARI | 2008年12月31日 (水) 07時05分

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