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2008年8月12日 (火)

優先座席

227 電車やバスでよほどのことがない限り優先座席には座らないことにしている。まあ優先座席という考え方自体が特殊というか、本来はどの座席でも体調の悪い方や妊婦さんなどの譲られるべき人が最優先なんだけど。

短い乗車時間だし、立っているほうがトレーニングにもなるということもある。でもそれとは別に以前海外でいわれた一言をなるほどと思って守っているのだ。

海外でバスを待っていて乗り込んだとき、一番前の優先座席が空いていた。日本でのときと同じように、空いているから座ろうと思って友人と座りかけたとき。

「マリは今日体調が悪いの?」と友人に聞かれた。「ここは優先座席だよ」と。「でもお年よりもいないし、空いているから」というと、優先座席は優先されるべき人が乗ってきたときのために空けておかなければいけないんだよ、先に優先座席に座っている人がいたら「譲ってください」なんていいにくいからね と。

日本では空いていればなんとなくうまっていく優先座席であるが、考え方が根本的に違うような気がした。私はその友人の意見に納得したので、今でも少なくとも健康なときは私は座らない。

昨日優先座席で座っている若い男の子が携帯でしゃべり始めた。するととなりのおじいさんがトントンと男の子の肩をたたいて、なにも言わずに窓ガラスの「優先座席 携帯の電源をお切りください」という文言を指差したのだ。苦い顔をして男の子は話すのをやめたのだが、なかなか注意できない昨今、おじいさんの穏やかな警告は胸がすくようだった。

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