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2008年8月

2008年8月31日 (日)

鉄棒

実家の庭に見覚えのある鉄の棒があった。

子供のころ使っていた鉄棒のようだ。差し込むところを調節して高さをどんどん変えられるものだ。懐かしい。

そういえば私は鉄棒が大好きで、最初は庭においていた鉄棒をお座敷のすみに置いて、学校から帰ったらいつもその上にとまって過ごしていたのだ。おやつもその上で食べ、ヤッターマンも鉄棒から見ていた。暇があればぶらさがったりグルグルとだるままわりしていた。ごはんとお風呂のときは飛び降りるけど。

ピアノの練習が嫌いで嫌いで、母にピアノの前に座らせられるがすぐに鉄棒に戻る。「ドレミ・・」とひいて鉄棒、引き戻されるの繰り返しだった(ことを走馬灯のように思い出した)。

そんなに鉄棒好きだったんだなあとぼんやり思い出したが、今思えばちょっと変わっていたのかな。(スカートを巻きつけてだるままわりするから、いつもスカートは前だけボロボロだったしね。)

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2008年8月30日 (土)

ゴーヤすだれ

Nec_0237 久しぶりに実家にかえると、夏の初めに小さな苗だったゴーヤがすくすく育ち、二階までつるが届いていた。あちこちにかわいいプリプリした形のゴーヤがぶらーん。

リビングが南向きで強烈に太陽が差し込むのだが、今年はこのゴーヤすだれで本当に涼しかったとのこと。

収穫したゴーヤをおひたしにしたり、いためたりして美味しく食べた。

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2008年8月29日 (金)

一日でいやになったもの

Nec_0216 ハンズで珍しい歯ブラシを見つけたので購入して、早速使ってみた。

上部で歯を磨き、細かい毛のローリング部分で歯茎をマッサージするというもの。

これが・・・

わたしの使い方が悪いんだと思うけど、ローリングをとめているプラスティック部分がガツンガツン歯にあたってものすごく不愉快。大きく横を向けたりしてなんとか調整していると、口の中をびょーんと引っ掻いて口内炎になってしまった。

だめだ、この歯ブラシ悪いけど相性が合わない。ものを大切に使わないのは嫌いなんだけど、一日で捨てました。やれやれ。

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2008年8月28日 (木)

人脈記

Nec_0243 Nec_0244 Nec_0245 朝日新聞の夕刊でいつも楽しみに読んでいるのが「人脈記」。

ここ最近新しいシリーズが始まって、「絵本きらめく」という表題である。昨日は今でも増刷に増刷を重ねている「ぐりとぐら」や「いないいないばあ」のお話だった。

先日は私の大好きな「かいじゅうたちのいるところ」だった。記事の書き方も面白い。改めてページをひらきたくなる。

この絵本に出てくるかいじゅうたちの、なんともいえないコミカルな表情が大好きで、そして色使いもまた美しく、ページを切り取って家のあちこちに貼りたいくらいである。

朝刊は記事にざっと目を通すくらいでなかなかじっくりとは読まないのだが、夕刊はビールを片手にゆっくり読むのが楽しみだ。これだけネットが普及していればニュースを知ることは不自由しないが、やはり私たちが目をやることのない場所に光をあてた記事は大変面白い。

9.11のあと、イラク戦争が勃発した日わたしはカリフォルニアの小さな町にいた。数日後戒厳令下のロサンゼルスでおそろしく荷物検査に時間を費やして、なんとか日本に帰る飛行機に乗り、そのなかで何種類かの日本の新聞を手にした。毎日と朝日のとりあげかたと、某Y新聞のとりあげかたはまったく違う。戦争にたいする考え方や姿勢もちがう。驚いた。新聞という公共のメディアでも光のあてる角度でこんなに書き口が変わるのか。情報は自分できちんと選ばなければと痛感した瞬間だった。活字がすべて正しいわけじゃない。でもアンテナをあげなければリアルな真実というものは入ってこないとも思う。

新聞は毎日発刊される新しい新作本のようで、私の朝晩の楽しみである。

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2008年8月27日 (水)

久しぶりの甲子園

Nec_0237 Nec_0239 ロードからやっとタイガースが甲子園に帰ってきた。今日は7段目なのでレフトの林選手が間近に見える。クライマーの友人二人と主人の4人で観戦予定だったのだが・・・

3人で応援していると「仕事が終わったから梅田で軽くインディアンカレー食べてから行く」とのメールのあと、「今、甲子園の前についたけど、よく見たら別の日のチケットもってきてた・・ショック。このまま帰ります」だって。何やってるんや。

一点差のしぶい試合が続いていたのに。また久保田くんがこわれて、ファーボールでグイグイ押し出して点差が開く。ライトスタンドのファンの気力がファーっと甲子園上空に消えていった。

前回優勝時に大暴れして、一晩甲子園警察のトラバコにお世話になっていたK氏が持ってきていたペットボトル2リットル(合計4リットル)何が入っているでしょう。

答え 焼酎でした。「片方は水やで」というからにおってみたら、これも焼酎。

久保田の炎上にあわせて、K氏が炎上しはじめたので他人のふりをする。今日の私のまわりはなんだかよく飲む人ばかり。(負け負けだから?)隣のお姉さんは30分おきに「ビール!」と手をあげて売り子をとめているし、後ろのやじとばしおっちゃんは「焼酎!」と売り子をとめる。気持ちのいい季節でいい風が吹くからいいけど、私のまわりはみんな煮え煮えですごく酒くさい。でもまあ知らない人たちと生野球みながら大宴会もまたこの季節の楽しみかと思い直した。

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2008年8月26日 (火)

セルフカリキュラム

Photo 朝晩時間をみつけてヨーガをやってみるのにどんなカリキュラムがいいですか?」と質問を受けた。

時間にもよるが、簡単に私の最近のメニューを書いておくのでご参考になれば。

朝 目が覚めたらすぐに起き上がらずに足首まわしと手首まわし 伸びをしたり左右に体をねじって身体の具合をみたら、そのままで複式呼吸。別の部屋に行って片鼻呼吸(ナディーショダン)を軽くしてから、首回しや肩回し背骨ほぐし。その後時間に合わせてスリアナマスカル。仰向けになって脚あげからスキのポーズ 続けて肩で逆立ち。短いときはこれで終わり。身体がやりたいなと思っているときは肩逆立ちのかわりに倒立。

朝、頭と脚を逆転させる倒立などのポーズをやると、頭に新鮮な血液が供給されてとても気持ちがいいのです。

時間がないときは 朝は身体を目覚めさせるをテーマに腰まわしや首回しなど、大きな間接だけでもほぐすのがいいでしょう。クンバカを入れた呼吸法をして身体中の気をいれかえることもお勧めします。

また、一晩のうちについた舌の苔を丁寧に洗い落とし、味覚を回復させてから朝ごはんをいただきましょう。空気が乾燥してきたら鼻洗浄もお勧めです。秋は空気が乾燥してくるので呼吸器のケアも必要です。常に喉が潤っているようにまめに水分をとります。

近々外ヨーガをやります。いい季節に天の気をもらいましょう。

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2008年8月25日 (月)

ペルーから

Nec_0232 Nec_0233 Nec_0234 Nec_0235 母が南米ペルーのマチュピチュに行ってきた。

アルパカの毛であんだ素敵な柄のタペストリーや、地上絵を焼きいれた皮細工をお土産にもらった。ペルーはちょうど農民のデモクラシーによるストライキと重なったようで大変だったみたいだが、それでもマチュピチュはすばらしかったとのこと。

私も南米は時間をかけてぜひいってみたいところ。ペルーからやってきた手作りの品々を見て机上旅行した。

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2008年8月24日 (日)

がんがら火祭り

Nec_0229 Nec_0218 池田に行くと偶然がんがら火祭りの日だった。

五月山からおろされてきた大きなたいまつが狭い街中を火の粉を散らしながらねりあるく。鐘をがらがら鳴らしながら祭衆が一緒についていく。

がんがらは北摂最後の夏祭りといわれているが、祭りというものは日本全国どこか似ていてどこか違い興味深い。ふと気がつくと私の周りは外国人の人でいっぱいだった。確かにこういう土着の風習を見るのは面白いだろうな。

ここ数日まえからすっかり朝晩は秋の気配で、通り過ぎていく夏を思わせる。暑くてくらくらするような夏だったけど、みんみん蝉の声がだんだん少なくなり、つくつくぼうしの声を聞くとゆく夏が少しさびしい。

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2008年8月23日 (土)

蓮シャツ

Nec_0230 Nec_0231 インドで一緒だったデザイナーの真奈美ちゃんに、いつか蓮の絵をTシャツに描いてとお願いしていたところ、すっきりととても美しいデザインのシャツが小包で届いた。

なんともいえないシンプルな空に向かっている蓮。これを着てヨガをするのが楽しみ。世界でひとつだけの手作り作品というのはなんとも嬉しい。大切に着ます。ありがとう、本当に。

来年の真奈美ちゃんの蓮の個展が楽しみだ。

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2008年8月22日 (金)

ティーチャートレーニング 呼吸の指導Ⅱ

Photo 呼吸の指導の第二回目である。

今回は持ち時間一人10分くらいで、呼吸の誘導をしてもらった。一人が終わるごとにいいところと改善点を話し合う。一人ひとり声のトーンも、誘導の仕方も個性があってそれぞれの良さがある。

実際前にたつとなかなか自分の声のトーンや話し方をふりかえることは難しい。冷静な意見はとてもありがたいアドヴァイスだと思う。

なんでもそうだが、間というものはとても大事。落語も漫才も音楽にもいえる すべて次の音を響かせるための間というもの。空白ではなく 間という存在する沈黙である。

心地のいい間を穏やかに表現できるように私もまだまだ精進しなければと思った。

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2008年8月21日 (木)

お金を投げるな

059 昨日買い物をしているときレジでお金を投げるようにばらまいて渡すオッサンを見た。レジの女性はなれているのか顔色を変えずに静かにお金をかき集めてレジに納めていた。

わたしも以前お金を投げるように渡されたことがある。勤めていたアウトドアショップで一回、本屋でも一回。

本屋で大学生くらいの女の子が小銭をちゃりんと机に投げつけたとき、つい「こら。」と口から言葉があふれ出た。「お金っていうもんはそんな風に投げるもんじゃないんよ。あんたがお金投げるからって私がこの本投げつけたらどう思う?びっくりするやろ。あんたの持ち物とわたしの持ち物を交換するのに投げるってなんや。失礼やろ。」というと、彼女は雷にうたれたように驚いて動かなくなり、「はい」といった。

言い出したらもうとまらない。

「どんなにきれいな服を着て化粧していても、あんたのふるまいは気の毒なくらい品がないわ。きれいな顔しているのにそれはすごい残念なことやわ。レジの人は自動販売機じゃないよ。人と人のやりとりなんよ。ものを渡すときは相手が受け取りやすいように、きちんとやりとりできるというのが気品でしょ。(彼女に買った本はCLASSY(気品)だった)」

「はい・・・わかりました。すみません。」と彼女は言って本をかかえて出て行った。

もう来ないだろうなあと彼女が出て行ってから思った。それから何ヶ月かたって、レジで本を袋に入れているとき「あのう」とお客さんが話しかけるので、顔をみたら彼女だった。

「覚えていますか?」

「ああ、ええと、うん覚えているよ。あの時は・・・」と私が口ごもると、「ありがとうございました。」と。

「あの時はなにをそんなに叱られているのかもよくわからずびっくりしたままだったんですけど、あれから家に帰ってお母さんに話したら、お母さんがありがたいって。私もそれからはお金をちゃんと置くようにしました。でもわざと投げてたんじゃなくてそういう癖だったみたいなんです。でももうやめました。」

そのときは私も自分の怒りから出た言葉だったのだが、彼女のこの言葉にそしてまたお店に来てくれたことにほっとした。彼女は伝わる相手だったということだろう。偶然そういう人でよかった。

全員に伝わるとは思わない。逆ギレする人も多いだろう。でもレジの人も一日にしゃべる数少ない人のひとりだし、その日に触れ合う縁があった人だからね。なにごとも一期一会だから。(びっくりするくらい愛想の悪いひともいるけどね)

あのオッサンは変わるチャンスはあるかなあ。

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2008年8月20日 (水)

びっくりプレゼント

Nec_0214 Nec_0215 ある方から思いがけないプレゼントをいただいた。

きれいな包み紙を開けると、なんと予約でもなかなか手に入らない焼酎の森伊蔵がふわふわのベッドに包まれて横たわっていた。

お酒を飲まない方なのに、数量限定発売の抽選に応募し続けて今回手に入ったのでと。

お手数をおかけして手に入れてくださった貴重なお酒をありがとうございます!そしてもちろん飲んだことないのでとても楽しみです。大事にとっておいて、ここぞというときに飲もう!

びっくりプレゼントは本当にびっくりうれしいな!

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2008年8月19日 (火)

ガイアシンフォニー

お盆に友人とともに久しぶりに手元においているガイアシンフォニーのDVDを見た。

第5番まであるのだが、第2番を見るのはもうほぼ10年ぶりくらいである。

ガイアシンフォニーはドキュメントでたくさんの出演者を映しそれを紡いで表現するすばらしい作品である。自主上映でしか見られなかったので、DVDが出るまでは全国の自主上映している場所へ行くしか見るすべがなかった。

第2番は森のイスキアに住む佐藤初女さん、ジャック マイヨール、天文学者のフランク ドレイクとダライラマ14世法王である。

こうしてヨーガを学びともに歩んでいくようになって、前回見たときとはまた改めて深く響く場所がいくつもあった。ジャック マイヨールの話す深海のグランブルーのなかでの自分の呼吸とガイアの呼吸、宇宙の創生音のことなど、今だからこそ響く言葉もたくさんあった。

改めて新しい作品にであったような感動。

本や映画などの作品も受手のそのときのスタンスで受け取りかたも変わる。次々と新しいものを追いかけるのではなく、昔読んだ本を読み返すのも大きな楽しみのひとつだと思った。

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2008年8月18日 (月)

弓と禅とヨーガ

Photo お盆明け、早目についたスタジオの前でゆっくりしていると、ここのところ毎回欠かさずレッスンに参加してくれている男性の方がやってきた。

引退後はいい水のそばに住むために各地を放浪して湧き水を飲んでまわっているいう興味深い方だ。弓をやっているそうだ。

「どうしてこの年になってから弓を始めようと思ったのですか?」とたずねると、「仕事や日々の生活でどうも心や身体がざわついているときに出会った本に心をうたれ、どうしても弓の道に入ってみたくなったのです」と。弓と禅という本である。

弓の道とは、的を射るためにただ弓をひくという表面的なアスレティックなものとは全く異なるものなのだそうだ。ヨーガととてもつながるところがあるという。

余分な気持ちから手を離し、ただただ無心になる。少しでもうまく射ようとか、的をねらうとだめなんだそうだ。「笹の葉から雪が落ちるように矢をはなて」と師匠に言われるが、とてもとてもそんな風になれないのですと彼は静かに語ってくれた。

ヨーガのサマディーもまさにその境地、なにものにもゆれることのないいつも澄んだたおやかな心。静めようとふたをするのではなく、手を離すこと。なかなかこの生活のなかでそんな道を感じるのは難しいけれど、私は山や海や大地のなかではだんだん我がうすれて透明になっていくような気がするときがある。

ヨセミテの岩と大木の前で、ハワイ島の溶岩の上で、身体が透けて大地にかえるようなぼんやりしたビジョンがいつも頭によぎっていた。

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2008年8月17日 (日)

手作りクリスピードーナツ

Nec_0212夏合宿最終日。

Rちゃんは朝からパンやさんめぐりである。吹田から神戸から苦楽園まで計画を決めて、道産子にはつらい暑さのなかビューンと出かけていった。

私たちは家でクリスピードーナツ作り。大手製粉会社で商品開発をしているCちゃんの直近の研究成果の「自宅でできるフワフワ食感ドーナツ」を彼女の指導の下、作ってみることにした。

イーストで発酵させる本格的なもの。気温でゆっくり生地を発酵させて形を整え、あつあつのところにグレーズをかける。表面はパリパリで中はフワフワの専門店のドーナツが出来上がって感動した。さすが小麦粉プロの仕事・・・すばらしい。

小麦粉つながりで、お好み焼きをつくりゆっくり団欒しているとあっという間にCちゃんの新幹線の時間。「また帰っておいでよ」とみんなで見送った。

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2008年8月16日 (土)

沢登り 前鬼川

P8161193 P8161213 P8161221 P8161219 P8161241 P8161267 P8161264 Nec_0211 連日早起きで大台ケ原山系の前鬼川へ。近所にお住まいのPゴニア勤務のSくんも合流して沢登りツアー。全員クライマーだけど沢は初めてだ。美しい沢の流れと水音に、もう川に入ったとたん「いいねえ、いいねえ」を連発している。おたまじゃくしをつついたり、ザブザブと泳ぎながらすすむ。

途中どうしても泳がなければ進めない深い淵を頑張って泳ぐ。「泳ぎが不安」と最後まで顔色を悪くしていたCちゃんは、心を決めて飛び込んだとたんクロールなみの速さの犬掻きで淵を渡りきった。みんなビックリ。彼女が泳げたことより、「犬掻きってあんなに速いのか?」と討論になった。

沢を2時間くらいつめて、旦那と立ち止まって顔を見合わせる。「この沢の景色・・・見覚えある?」と。実は私たちは去年もこの沢に来ているのだが、どうもこの景色、記憶がないのである。「去年あんな淵、泳がなかったよなあ」

どうも沢を一本間違えて、隣の沢に入って遡行したようである。沢に入った場所は合っていたのだが、最初に美しいほうへ美しいほうへ歩き、一本隣の沢に入ってしまったのだ。山道が沢の横を平行して走っていることがわかったので、最上流部で山道に入り、ゆっくり下って降りた。来年こそは前鬼川 本流へ。

帰りに鮎を食べたことがないという北海道育ちのお二人のために露店で炭火焼きの鮎を買い食いする。「あと200匹くらい食べたい」との感想を聞きつつ夕立のなかをドライブして帰った。

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2008年8月15日 (金)

サザエ

Nec_0206 Nec_0207 Nec_0208 前夜かなり夜更かししたが、頑張って早朝に出発して日本海に向かう。

ただ、二人のサザエとりの認識が実はちょっと私とはずれていることに気づき、一抹の不安はあったがとりあえず出発。

「そんなに深くもぐらなくてもまあ見つかると思うよ」という私の一言に、二人とも「えっ、潜る?体を水につけるの?」と。

どうも潮干狩りを想像していた模様。北海道では水泳の時間があまりたっぷりないらしく、足の立たないところに潜るということにビビッているようだ。

まあなんとかなるだろうと海に到着。顔を水につける練習などから始まって、足ひれを使って泳ぐ練習そしてすぐ本番のサザエさがしをする。自分が食べる分見つかるといいねえといいながら探すが、今年は一度も台風が通過していないからか、藻がかなり茂り見通しが悪い。それでも一人一個は確保できた。(残りは旦那が探してきた)

リビングで七輪をだし、買って帰った酒屋さん一押しの「龍勢 超時空」で酒盛り。これもまたすばらしい美酒。はっきりした個性のある味だった。自分でとったサザエは普段の何倍もおいしい気がした。(一晩で軽く一升あいていた)

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2008年8月14日 (木)

再会

Nec_0204 久しぶりに東京のCちゃんと北海道のRちゃんが遊びにきた。

クライミングの友人だが、今回は水遊び夏合宿である。Rちゃんは自分でパンを焼いて出すカフェを開くため現在修行中で、おいしいパンやさんが多いこの関西エリアのパンやめぐりも兼ねての滞在だ。

話はあちこちと飛び、お酒は次々とあき、あっという間に夏の夜がふけていった。

会わない間に周りの環境はいろいろいろいろ変わったけれど、まあ二人も元気そうで久しぶりの再会がうれしい。 美酒の味がきちんとわかり、そしてつよいのもうれしい。明日は早起きして日本海にサザエとりに行く予定だが、本当にみんな起きられるのだろうか。

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2008年8月13日 (水)

遠方より

北海道と東京からお盆に友人が訪ねてくる。

遠方に住んでいても気の合う友人とはそんなに離れていない気がする。年に一度でもこうして会う機会があるのは嬉しいことだ。

日ごろからやっておけばいいんだけど、朝から大掃除である。布団を干したり出しっぱなしのギアを右に左にやっているうちに、ほこりのせいかアレルギー性鼻炎になり、鼻水が水道のようにとまらなくなった。鼻に詰め物をして掃除をしているうちに、探していたコミックを発見。そのまま小一時間読んでいた。

だめだ、もともと気が散りやすいので目に付くものにすぐ飛びついてしまうのだ。とにかく床に積んである本を本棚におさめていくが、読んだことない本を発見。鼻に詰めをしたまままたもや読んでしまった。

これではいつまでたっても終わらない。普段からきちんとしていれば・・・。

ぜんぜん関係ないことだが、野球のオリンピックのキューバ戦で相手国キューバの国旗が映る。もともとの国旗にチェゲバラが大きく印刷されていてずいぶんかっこいい。日本では革命家が出ても日の丸には印刷されないだろうなあ。

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2008年8月12日 (火)

優先座席

227 電車やバスでよほどのことがない限り優先座席には座らないことにしている。まあ優先座席という考え方自体が特殊というか、本来はどの座席でも体調の悪い方や妊婦さんなどの譲られるべき人が最優先なんだけど。

短い乗車時間だし、立っているほうがトレーニングにもなるということもある。でもそれとは別に以前海外でいわれた一言をなるほどと思って守っているのだ。

海外でバスを待っていて乗り込んだとき、一番前の優先座席が空いていた。日本でのときと同じように、空いているから座ろうと思って友人と座りかけたとき。

「マリは今日体調が悪いの?」と友人に聞かれた。「ここは優先座席だよ」と。「でもお年よりもいないし、空いているから」というと、優先座席は優先されるべき人が乗ってきたときのために空けておかなければいけないんだよ、先に優先座席に座っている人がいたら「譲ってください」なんていいにくいからね と。

日本では空いていればなんとなくうまっていく優先座席であるが、考え方が根本的に違うような気がした。私はその友人の意見に納得したので、今でも少なくとも健康なときは私は座らない。

昨日優先座席で座っている若い男の子が携帯でしゃべり始めた。するととなりのおじいさんがトントンと男の子の肩をたたいて、なにも言わずに窓ガラスの「優先座席 携帯の電源をお切りください」という文言を指差したのだ。苦い顔をして男の子は話すのをやめたのだが、なかなか注意できない昨今、おじいさんの穏やかな警告は胸がすくようだった。

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2008年8月11日 (月)

すてきな手紙

Nec_0200手作りの切り絵のすてきな手紙が届いた。インドのリシュケシュで一緒だったオリエちゃんからだった。

こんなにメールが普及して一日に何度もやりとりするようになっても、やはり手書きの手紙はその人の空気も一緒に運んでくれて、手にすると相手が浮かび上がってくる。

旅先からの手紙もうれしい。旅の空のしたで私を思い出して手紙を書いてくれる、その時間をもってくれているということがうれしい。

以前アウトドアショップに勤めていたとき、旅に持っていくザックの接客で仲良くなった大学生が中国に船でわたってから、大陸をバスで横断しますとおおよその計画表を持って話にきた。大体どこの町を通過するか書いてあるので、できるだけその町の郵便局とめでハガキや日本語の文庫の本を送ってあげるよと約束したのだ。

ふりかけや文庫やハガキを受取りましたと、彼はいろいろな国のいろいろな町からたくさんのハガキをくれた。これも私の宝物である。

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2008年8月10日 (日)

ロングドライブ

P8101176 P8101177 Nec_0198 Nec_0199 早朝海に出てみるが昨日と比べてオンショアの風がでているため、波の面がざらざらでいい波が来ない。しばらく遊んでから海からあがり、ゆっくり高速道路をつかわずに四国を縦に北上して帰ることにする。

途中で産地直送の市場によると、新鮮な野菜や魚、岩牡蠣を売っている。大きな岩牡蠣1ダース1000円と野菜を何種類か買い込む。

高知を通過すると街はお祭りモード一式でそういえばよさこい祭りだった。暑いが祭りの男衆は生き生きと楽しそうだ。高知のちんちん電車はとてもかわいいデザインだった。

高松でさぬきうどんを食べて、フェリーで岡山に渡る。1時間の船の旅。いつもは瀬戸大橋でブーンと10分でわたってしまう瀬戸内海も船でいくとその広さがわかる。家に着いたら12時だったが、岩牡蠣を割ってレモンだけをしぼって食べた。海の味が口の中に広がった。

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2008年8月 9日 (土)

再び 大岐の浜

P8091162 P8091167 P8091168 P8101178 P8101180 金曜日の夜に出発して、高知の大岐の浜へ。サーフィン最盛シーズンだがここの浜は人が少なくて、亜熱帯のようなジャングルとえんえんと続くビーチは異国的だ。海の家などごちゃごちゃしたものが一切ないのがいい。

午前中はすばらしい波がいい間隔でやってくる絶好のコンディションだった。しばらく遊んでから昼寝。その後再び海にでる。

最初の波にのるかのらないかの時に、右足にピリピリとした痛みが。海からあがり海水でよく洗ってみてみると、みるみるうちにみみずばれになってきた。クラゲさんにやられたようだ。蜂に刺されたときも痛かったけど、これはかなり痛い。インフルエンザの注射を10本まとめて刺されたような感じ。車に戻り消毒薬ときんかんをかける。腫れはそのままだけど、痛みが少しましになってきたので、リーシュを左足に巻き変えて再び海に入る。

近くのうどん屋さんでたくさんクラゲさんを売っていた。これが海の中にいるならそりゃ刺されるよなという数だった。この売り物のクラゲさんはかわいくて「タコクラゲ」という名前で本当に8本の足を動かしてたタコのように泳ぐ。「タコクラゲ」は毒がないらしい。

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2008年8月 8日 (金)

自転車通勤

Nec_0195 総合体育館に行くために車のエンジンをかけようとしたら、完全にバッテリーがあがっていてかからない。あわてて自転車に乗り換えて鳴尾浜の総合体育館に向かう。信号待ちがいやなのでとにかく武庫川に出てサイクリングロードをひたすら走る。

川沿いはむっとするような草の青い香り。蝉の大合唱である。自宅からは阪急・JR・阪神のすべての電車の高架をくぐり、もう海がみえてくるころに川沿いのサイクリングロードが終わる。そこから道に出てあと少し、全部で40分弱くらいの道のりである。季節のいいときは気持ちのいい通勤路なのだが、この猛暑日にはかなりつらい。

途中のどが渇いて水分補給する。しばらく行くと20人くらいの人がいっせいに土手を草刈していた。草がなぎたおされると何十匹のバッタやキリギリスやコオロギやカマドウマがぶわーっと四方に飛び立つ。トンボもたくさんいた。

なんとか体育館に時間までにたどりついたが下着からヨガパンツまで全身汗で、まるで今川からあがってきたみたいである。スポーツドリンクを2本買って一気飲みする。

90分レッスンしてようやくウェアが乾いたころにまた自転車で帰る。朝とちがって猛烈な太陽にやられながらなんとか家にたどりつき、またスポーツドリンク一気飲み。デトックスな一日だった。

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2008年8月 7日 (木)

ティーチャートレーニング 呼吸の指導

Photo_2

マンツーマンで 呼吸法の誘導についてのティーチャートレーニング。

実は呼吸の誘導はアサナの指導の何倍も難しいのだ。ポーズはやって見せることができるが呼吸は目にはみえない。そして人それぞれのリズムがある。言葉だけでわかりやすくおだやかに誘導するには、言い回しと言葉の間というものをかなり吟味しなくてはならないのだ。

呼吸を誘導するにはまず体の落ち着けかたからだ。背中が曲がっていたり緊張して張りすぎていては気が流れない。下半身を安定させ、背骨を無理なくよい位置におさめ、頭蓋骨とのつながりがいい状態にしてからやっと呼吸が通るようになるのだ。

少しずつ誘導トークをしてもらいながら 言い回しや間を一緒にチェックして進めていく。普段は何気なくできている呼吸も指導するとなると言葉選びからなので難しそうだ。

でも丁寧にわかりやすく呼吸を誘導できるかどうかは、指導者としての資質が問われる真髄の部分でもあるので 歩みは少しずつだけど頑張って試行錯誤してほしい。ただ教わるのではなく悩んで迷って自分で生み出したものは絶対に自分の血となり肉となるから。

応援しています!

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2008年8月 6日 (水)

スタイル

P7190981 私がとても好きなご夫妻の家におよばれでお好み焼きを食べにいく。

もう3人のお孫さんのいるご夫婦だが、以前から年齢に関係なく友人のようにかわいがってもらっているのだ。クライミングで旦那さまのほうに知り合ってからもう10年近いお付き合いである。

いきいきといつも好奇心にみちていて、クライミングもサーフィンもグレードを追い求めるのではなく自分がのびのびと楽しむことをスタイルにしている。サーフボードもウェットスーツもその方からいただいたのである。

ディジリドゥというオーストラリアのアボリジニの古い楽器が好きで、自分で竹と蜜蝋で手作りし(それも2本もらった)それもセミプロの腕前である。一年に何度かセッションライブをやっている。彼がブォーンと音を出すと空間がかわる。その場にいる人たちがぐっと引き寄せられていくのだ。彼が発信する音と自由な空気がみんなをひきつけてしまうんだと思う。とにかく楽しそうなのだ。

奥様はおひさまのような人。にっこりと笑って迎えてくれる。海にふく潮風を思い出す。ぜんぜんお化粧もしないけど、そんな力を借りなくても自然に魅力のある人はなかから光る憧れの人だ。フラメンコしたりヨーガしたり、旦那様と趣味は違うが自分のペースで実に楽しんでいるのがわかる。アジアに旅することが好きで「こんな気に入った布があったの」としぶいパンツやシャツを見せてくれる。(Tシャツを2枚いただいた・・・いただいてばかり)

楽しみ方イコール生き方のスタイルだよなあ。そこにあるものをのびのび楽しむ力。お二人の顔のしわはかっこいい。歩いてきた人生できざまれたしわである。芸能界でもしわをなくす手術やエステを驚くような金額で受ける人がいるけど、ハードよりソフトだろうとこのお二人を見ていて思うのだ。

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2008年8月 5日 (火)

ピンキーさん

今日のレッスンは普段とは違うスタジオだったので空調が難しいというか不可能だった。とても広いスペースなので冷房も照明もオンかオフしかなく、しかも自分で調整できないのだ。

最初あまりにも冷房がききすぎて寒いくらいなので、レッスンが始まると同時に冷房をきってもらったのだが、1時間をすぎたあたりからみんなの額からも汗が目に見えて滴り始めた。終わったときにはTシャツをしぼるとジャーと汗がでるくらいだった。まさにホットヨガ。久しぶりにバテてしまいそうになった。

水分をとりながら地下鉄に乗ると、私がいつもピンキーさんと心で呼んでいる全身桃色のヒラヒラ衣装を着てあかちゃんの人形を抱えた60歳くらいのおっちゃんが。

バテそうになる。

ピンキーさん 衣装はかわいいんだけど、人形を顔が外に向くようにかかえていて、しかも古い古い人形で怖い。写真を撮りたいけどとれない。目があうだけで、ニヤリと音が出るように笑うのだ。

ピンキーさんはちゃんと(ちゃんと?)女性専用車両に乗っていた。混んでいる時間だったけど、ピンキーさんの半径2メートル以内は円をかいたように空いていた。

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2008年8月 4日 (月)

野菜のちから

Nec_0194 畑で朝とったばかりの新鮮なお野菜をいただいた。

今回は夏らしいゴーヤや大きなとうもろこし、オクラに万願寺とうがらしに黄色いきれいな瓜まで。

なにも味付けしなくても口に含んだとたん新鮮な勢いのある味が広がる。確かにエネルギーがいっぱい入っている。

ここのところあまりの暑さに夏ばて気味だったが、こういうときはエネルギーのいっぱい入ったものをいただくのが何よりの薬だ。素朴なこの大地の味つけはなんと美味い日本酒に合うんだろう。

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2008年8月 3日 (日)

さよなら 赤塚さん

時代の何歩も先を歩く人だったと思う。

あの不条理で前衛的な笑いはほかにはなかったなあ。天才バカボンにはテレビで先に触れていたが、あの個性のきつい(こんなん出していいの?という)キャラクターがとても魅力的だった。能書きをたれようとか感動させようとかいう意思がないところがいい。

バカボンのパパがどうして植木屋さんになったか 

レレレのおじさんがなぜいつも掃除しているのか(これは悲しい話だった)

この二つの作品がなんだか記憶に残っている。チャンスがあればもう一度みたいものだ。

テレビを見てから原作を読んだのだが、意外と原作は毒がきつくて「これは大人向きでもあるんやな」と改めて驚いた。

大人向きといえば、子供のころ読んで声をだして笑った数少ないコミックに「マカロニほうれんそう」というのがある。知っている人は少ないだろうなあ。これもバカボンとはまた少し異なるが展開のハチャメチャ度がすごい・・・でも不秩序という秩序がある微妙な作品である。こういう作品はただ絵がうまいだけのものとは違って、魂の切り売りだから作り手は読み手の何倍もの力がいるのだろう。作者の鴨川つばめさんはあるときふと唐突に主人公たちを船にのせて旅に出してしまう。「元気でなー」の言葉をのこして。これが最終回だった。

その後断筆してもう長い。でもわかる気がするのだ。枯渇するときはまたお水が湧いてくるまでまつのがいい。

さよなら赤塚さん、おかげさまで漫画が大好きになりました。

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2008年8月 2日 (土)

マンモグラフィー

先日ストレッチをしていてふと胸に小さな小豆粒くらいのしこりがあることに気がついた。

昨年乳がんの検査をしたときに自分では体感できないくらいのしこりがあり、良性とは思われるが経過観察となったまま1年以上たっていたのだ。でも今回はあきらかに自分の指にもわかる小さな粒があるのでできるだけ早く再検査にいこうと思った。

以前検査をしてもらった中央病院に連絡をするとなんと2ヶ月待ちとのこと。以前の資料も残っていることだし同じドクターに見てもらうほうがいいかなあと思ったが、不安をかかえて2ヶ月も暮らすのはかなりいやだったので、インターネットで近くに乳腺外来のある病院がないか検索してみた。

すると自転車で15分くらいのところにマンモグラフィーもエコーも設置している婦人科のクリニックを発見、電話すると「今日はすいているからすぐに見れますよ」とのこと。すぐに自転車でクリニックに向かう。終了時間ぎりぎりに飛び込んだので他に患者さんはおらずわたしだけで、手際よくマンモグラフィー撮影のあとエコーで診ていただく。中央病院なんてマンモだけで2時間待ちだったのに。前回のマンモ検査は痛みに慣れているつもりのわたしでも息が詰まるくらい痛かったのだが、今回はぜんぜん痛みなし。機械を扱う人の技術だったんだとよくわかった。

検査後画像を一緒に見ながらドクターにお話を聞く。わたしのしこりは幸いのう胞といって中に水が溜まっているものだった。「体質でこういうのができる人がいるんですよ、これは悪性腫瘍ではありませんね」とわかりやすく説明してもらった。

会社をやめてからは自主的に人間ドックをしないとなかなかチェックが行き届かない。乳がんは早期発見で100パーセント治癒するものなのでぜひ機会をつくって女性の方は検査を受けてもらいたい。

わたしが今回検査をしてもらったさきたクリニックは専門医院なので、ご興味がおありの方はぜひ予約して一度検査を受けられてはと思う。先生もスタッフの方々も親切で待ち時間も少ないから。

さきたクリニック http://www.sakitaclinic.com/

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2008年8月 1日 (金)

ヴィレッジ ヴァンガード

一度入ると一時間ぐらいすぐにたってしまうのがヴィレッジ ヴァンガードである。本やCDや雑貨などなどがところ狭しと並べられてある。本は作者別でも五十音別でもなくランダムに店員の思いつくカテゴリーで分けられており、なにかを探す本屋ではなくなにか面白そうなものに出会う本屋である。

ここで私が一番楽しみにしているのがポップである。お店の人が小さな紙にお勧めの言葉を書くあれだ。短い文章でどうやってその本をアピールして客の手にとらせるか。

ヴィレヴァンの心斎橋店で店内をブラブラしていたとき。梶井基次郎の「檸檬」にもポップがついていた。「立ち読みでもいいから、ほんの数ページのこのなかの 桜の樹の下には を読んでいってほしい。ふるえます。」と書いてあった。思わず手に取り改めてそこを開いて立ち読みする。短い小説だからすぐ読めてしまうが、感慨を新たにした。そしてやっぱりその文庫を買い求めた。

本当にこのポップを書いた人はふるえたのだ、この古い澄んだ力をもつ文章を読んで。そういうメッセージのこもったポップを見るのが実はとても楽しみなのだ。

ヴィレヴァンはもともとが名古屋エリアの小さな本屋だったと思うが、このところその人気で全国にどんどん支店が出来てきている。いろいろな町でヴィレヴァンを見つけるたびに必ず入ってみるのだが、実はポップ力は店によってまちまち。

昨日は心斎橋店ではないとある場所の支店に行ってみたのだが、ポップ力はうーんだった。「あんまり読まずに書いているなあ」というのが正直な感想。読んでいるのかもしれないけど、メッセージ力に欠ける。まあ本をおいている雑貨屋という感じだった。

心うたれるポップを探して(ついでに本を探して)、また次のヴィレヴァンを目指そうと思う。

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