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2008年5月21日 (水)

伝わっていくもの

118 059 119 インドでたくさんの神々の像を目にしたが、日本にもそっくりの神々が祀らるれていることがわかった。店の軒先には日本で言うところの七福神さん。芸事の神様弁天様(サラスヴァティー)などなど。インド発の神様はシルクロードを渡り、もっとも東の国日本にたどり着かれたわけだ。

絶対神をまつる宗教違って、ヒンドゥ教は多神教。もちろんすべての創造主ブラフマーへの帰依は前提としてあるものの、もんなそれぞれ自分が好きな(帰依する)神様をいだいている。なんだかそれぞれがファンクラブみたいでとてもいい。私はシバ神、私はガネーシャ様、私はラクシュミー様(吉祥天)、私はヴィシュヌ様みたいに。自分の敬愛する神様のブロマイドを集めたり、小さな置物を集めたり。毎朝お祈りを欠かさない。

カラフルで感情豊かなヒンドゥの神々。ヒンドゥの神話を読んでいると日本の神様とあまりにも違う人間っぽい感情が豊かなことに驚く。神々と阿修羅の血みどろの戦いや、天女が神々を誘惑して神通力をなくさせたり、またその神通力を回復するためにヒマラヤで苦行を何百年も続けて(なんだかこれがヨーガの苦行による解脱の最初のようだ)超常能力を身に着けたり。それでまた敵の神を滅ぼしにいったりと、まさに混沌、カルマである。

ヒンドゥ世界にそだちそこに身をおいていたシッダルタ王子(お釈迦様)が悟りを得てブッダ(悟りをえた人)となり、仏教をといてシルクロードを経て日本にも伝わった。日本の観音様や菩薩様のあの美しさはどうだろう。余分なものの一切ない、でも一切を含むようなおだやかさと静謐さ。日本の静謐なお寺や神社を見慣れていた私にはインドの寺はもう度肝をぬかれる強烈な濃い濃い力の渦巻く場所だった。人々が魅了され祈り、いろんなものが渦巻くのが見えた。

インドに行ってあらためて自分はブッディストなんだなとおもった。

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コメント

「カルキのくる日」って知ってます?
私ず~っとカルキという神様に憧れていたんですが、今日「カルキ」がどんな神様(正確には神様ではなく「神様の化身」でした)か改めて調べてますます好きになりました。
私、ヴィシュヌのファンクラブ!!

ここで調べました。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand/2935/t-zatu4.htm

投稿: みちよ | 2008年5月22日 (木) 09時47分

カルキ・・・知りませんでした。
ヒンドゥの神様本当に多くて、神話読んでいるとあたまがグルグルしてきます。そしてまたヴィシュヌ神は何でも変化されるのでもうわけがわからないです。ブッダもヴィシュヌ神の生まれ変わりとか。もう何がなんだか。

投稿: MARI | 2008年5月22日 (木) 22時47分

「カルキのくる日」はガンで30年近く前に若くして亡くなったある漫画家の代表作(と私は思っている)です。もう手に入らないかもしれないので、気長に待ってくだされば実家から持ってきます。「カルキ」はヴィシュヌ神が末世に衆生を救うために現れるという少年の姿を借りた化身らしいです。

投稿: みちよ | 2008年5月23日 (金) 00時25分

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