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2008年5月12日 (月)

いちごと2時40分さん

Nec_0001 いちご

毎週本を配達に行く家に、小さな植木鉢に植えられたいちごがあり、それが以前から気になっていた。週に一回いくたびに小さな緑色の実をつけてだんだん大きくなっていくのを見るのが楽しみで。配達先の老夫婦に少し大きくなりましたねとか赤くなってきましたねとか、いつもいちごのことを話していた。ある日よく熟れておいしそうないちごに団子虫が穴をあけて幸せそうに食べているのを発見。こら!って思ったけど、人間だと一口だけどこの子たちには幸せなサイズだと考え直してあきらめていた。

連休で配達を休み二週間ぶりに伺うと、今日はものすごく綺麗な食べごろのいちごが!おばあさんに「いちごが今ほんとうに最高のときです!写真に撮らせてください」というと、「おじいさんとあんたが来たら摘ませてあげようとおいておいたんよ」と庭につれていかれた。そしておばあさんとひとつずつ摘んだ。今の今までお日さまを浴びていたいちごは本当に甘いいい香りで。水にさらして甘いいちごを大事にいただいた。

2時40分さん

毎日2時40分きっかりにくる客がいる。本当に時報のようにやってくる。そして本は買わないけど決まったルートで決まった本を手にとってぐるぐるまわって帰っていく。まず店の外の棚にある週刊誌、それから店のなかに入り鉄道ピクトリアルと鉄道ジャーナルを5分くらい、男子コミックを何冊かパラパラ、女子コミックにうつり絶対「僕は妹に恋をする」をひらく。それから遠慮がちにほんのちょっとしかないエロエロコーナーで遠目に写真をしばらく眺め、最後に「トミカのはしれ鉄道シール図鑑」をひらいてシールをカリカリ。

目があうと急いで本を閉じる。今日はあまりにも長いので本屋のオーナーのお母さんが2時40分さんの肩をトンとたたいたところ、「読んでいません!読んでいません!」といいながら小走りに店を走ってでて行った。30歳くらいでしょうか、2時40分さん。でも間違いなく明日もやってくると思う。

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